なんやかんやで、沖縄。

2年の海外駐在を経て帰沖。沖縄生活8年目。ゆるりと日常を綴っていきます。

ポーク玉子のこと。

「おにぎり温めますか?」

このセリフに、“沖縄帰ってきた感” を、
しみじみと感じつつ、日帰り福岡から戻り、
連休沖縄入り中の悪友たちと合流。

天気がイマイチ、小雨模様。
期待していた沖縄の青い空が拝めず、
自分たちが想像していた気温よりも低いせいか、
それと連動するように、
みなのテンションが、一様に低い。
いや、低いどころか、むしろ、機嫌が悪い。

「ポーク玉子おにぎりが、食いたい」
「なるだけ多くの種類を食べ比べさせろ」

彼らのそんな我儘に付き合い、
なぜが、この時間に、オッサン4人で
コンビニをハシゴしている。

の、3チェーン。
(セブン様、早くカモーン!)

『株式会社沖縄ファミリーマート』が運営。
『株式会社ファミリーマート』と、
沖縄で不動産賃貸業などを営む
『株式会社リウボウ』が出資。

同様に、『株式会社ローソン』と
地元スーパー『株式会社サンエー』との
合弁会社『株式会社ローソン沖縄』が、
県内ローソンのチェーン展開を行っている。

よって、ポーク玉子おにぎりを代表とした、
沖縄オリジナル・限定の商品が店頭に並ぶ。

もちろん、全国と同じ、基本商品が多いのだが、
ゴーヤーチャンプルー弁当、うず巻パン、
ブルーシールアイス(ウベ味)、
ズラリと泡盛が並ぶ酒販コーナー、
などを見ると、

「なんだ、これー!」
「ヤベー!」
「こんなんもある!」

と、“俺ら沖縄来てるぜベイベー” 感が、
溢れ出すようで、テンションが急上昇し、
何でこんなに買っちゃったんだっけ?
と、思うくらい、
皆さん、こぞって爆買いをされている。

特に、ポーク玉子おにぎりは、
未だに絶大なパンチ力を誇る。

ここ最近、ポーク玉子おにぎりの専門店も登場。
通常のおにぎり用陳列什器とは別途で、
ポーク玉子・油みそなど、
沖縄限定おにぎりの特設コーナーが設置されている。


セブン様のご降臨をまだかまだかと心待ちにしつつも、
私は、何気にココストアのファンである。

人口10万人あたりのココストア店舗数が、
全国で最も多いのは沖縄県
離島に行けば、さらに、
ココストアばっかじゃねぇ?」と。


新商品の回転が遅い、種類が少ない、
砂糖の塊みたいなパンばかり、
朝イチから揚げ物をオススメされる
など、大手2社の沖縄コンビニに対して
「何だかな〜(もっとこうすれば良いのに)」
と、思う部分がいくつかあるが、
ココストアだけには、その独自性を感じている。

できたて。店内で作る弁当、パンが売り。
他チェーンとは異なった、陳列棚のレイアウト。
好きな惣菜を自分で詰められるコーナーもあり、
名物は、『ばくだんおにぎり』。
3~4種の具材を半ば強引に詰め合わせた
巨大おにぎりたちが、
ど・れ・に・し・よ・う・か・な気分を、
さらに盛り上げてくれる。

完全子会社化されることが決定してしまった。

今後、不採算店の閉鎖を進めながら、順次、
ファミリーマート』ブランドに転換していくらしい。

ばくだんおにぎりとも、もうすぐ、お別れかな。

「これ買っとかないと、もう一生食えないよ」

切ない気分で、悪友たちに論説しつつ、
日帰り福岡、あまりに弾丸過ぎて、
『エブリワン』(ココストアが運営会社)
に、立ち寄れなかったことを深く後悔している。

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周辺のこと。

再び、那覇空港

 
「オフィスも自宅も空港近辺で良かった」
まいどまいど、そう感じつつも、
この移動時間でさえ無駄に思えてきて、
いっそのこと、ココに住めないかな、
と、寝られそうなスペースを探している。
 
5分で、ササッとパッキング。
カバン一つの身軽な姿で、レッツラゴー。
預け入れ荷物ナシ、
スマフォQRチケットレスで、
手荷物検査場をサクッと通過。
そそくさと、ラウンジに入り、
茶をしばきながら、仕事する、
というのが、毎度のルーティーン。
 
だが、今日は、来客者とお逢いする予定があり、
珍しく、那覇空港内で食事をとっている。
 
さっきステーキ食ったのに、絶賛空腹中。
那覇空港3階4階のレストラン街ではなく、
1階A出口(赤組エアライン側)出て右折、
奥まった場所にひっそりと佇む『空港食堂』さんへ。
 
目立たないスペースにあり、
空港内でも手軽な価格、
職員の方も利用するお店として有名な、
ザッツ・うちなー食堂(沖縄食堂)。
最近は、ガイドブックにも掲載されているそう。
 
ランチタイムを外したこの時間でも、
いつもそれなりに混んでいる。
 
食券を買って、おばちゃんへ。
水などは、セルフサービス。
 
出来上がると、
番号&メニュー名(45番 沖縄そば)で呼ばれるので、
大きな声で返事をどうぞ。
 
店内に流れるローカル番組を眺めつつ
(沖縄の民放は、3チャンネルしかない)、
楽しかった沖縄旅行の想い出に浸り、そばを啜る。
 
食べ終わったら、自ら食器を返却口へ。
 
沖縄旅行の最後に、
駄目押しの “沖縄感” を味わうには、
まずまずの場所であろう。
 
ココでは、
沖縄そば・ソーキそばを召し上がっている
観光客の方が多い印象。
 
素通りされがちな、
那覇空港周辺エリア(小禄地区)だが、
レンタカー屋と共に、
沖縄そば屋(専門店)も、多数点在している。
その数、空港から車で10~15分圏内に、10店舗以上。
 
よって、『時間ギリギリで空港へダッシュ!』
という方以外は、空港内ではなく、
周辺の沖縄そば屋(専門店)へ、
行かれるのが、オススメである。
 
ちなみに、ココへ来ると、
私は、いつも日替わり定食。
 
さて、つかの間の、南国気分を味わいつつ、
今日は弾丸福岡へ・・・レッツラゴー。
 
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しんぞうのこと。

秋深き 隣の “客” は 何をする人ぞ

 
私は、飛行機を利用する際、
そのフライトの所要時間に応じて、
機内で何をするかを事前に決めている。
 
2時間程度のフライトなら、
1冊読み終わる程度のモノをチョイスし、
もっぱら、本を読んでいる。
沖縄⇄東京であれば、
1回の渡航で、最低2冊を持参。
 
ここ最近、SKY Wi-Fi対応機材も出てきたので、
メールなどをカタカタとバックしたり、
ブログ執筆の時間に費やすことも増えてきた。
 
あれやこれや、とやっているうちに、
あっという間に着陸してしまうので、
長時間フライトの海外渡航の場合を除き、
ほぼお隣の乗客とお話しすることはない。
 
 
窓側派 vs 通路側派。
 
私は、断然、通路側。
 
上記の通り、窓の外を眺めて、
ぼぉーーーとするタイプでもなく、
雲や夕陽の写真撮影にも興味がないので、
搭乗後、即着席で作業がスタートでき、
到着後はすぐに降りられ、
CAさんも呼びやすい、
通路側が、私にとってはベストである。
 
ただ、通路側ということもあってか、
窓側座席からの出入りされることをキッカケに、
ごく稀に、お隣の方から話しかけられることがある。
 
今日のフライトが、まさしくそれであった。
 
「残り1名様のご搭乗をお待ちしております」
「出発までもう暫くお待ちください」
 
CA機内アナウンスの後、
ダッシュで滑り込んできた若手サラリーマン。
 
「(ハァハァハァ)となり、すみません」
と、一言。私のお隣、A座席へ。
 
よほど走ってこられたのか、
息切れ具合が、尋常ではない。
 
私「大丈夫ですか?」
 
「あっ、すみません、、、(ハァハァハァ)」
「生まれてtwmdaやあjtmd(ハァハァハァ)」
「初めてxuvbgわにmwma(ハァハァハァ)」
「アナウンスajmさはtugj(ハァハァハァ)」
「呼び出しさlmwあやjtpg(ハァハァハァ)」
 
何やら、ギリギリで空港に到着したら、
自分の名前が連呼されており、
全力疾走でゲートにピットインされたらしい。
 
私「間に合って良かったですね」
 
そんな、些細なやりとりから、
「沖縄の方ですか?」
「ご旅行ですか?お仕事ですか?」
と、会話がスタート。
(離陸後、息切れは無事におさまる)
 
今回3回目の沖縄出張だという、
20代、某金融機関に勤める会社員。
出張にあわせて、遅い夏休みをとられ、
今週末の連休プラス何日かで、
離島めぐりをされるらしい。
 
どこの離島がオススメか?
おいしいお店はあるか?
レンタカーは必要か?
まだ海には入れるか?
 
など、
僭越ながら、私が質問にお応えする形で、
一連の沖縄情報のお話しをつつ、
会話が途切れることなく、那覇空港到着。
楽しい時間を過ごすことができた。
フライト中、まるまるお隣の方と
喋っていたのは、初めてかも。
 
「今回教えてもらったお店行ってみます」
「お名前伺っても良いですか?」
「会話のキッカケに使わせてもらいます!」
 
と、若者。
 
続けて、
 
「僕、あべ、“あべしんぞう”、と言います」
「漢字は違いますけど(笑)」
 
 
そりゃ、死ぬ気で、全力疾走するわな。
 
「あべしんぞう様、あべしんぞう様、
 残りお客様1名様のご搭乗をお待ちしております。
 急ぎ、13ゲートまでお越しください」

那覇行きご搭乗の、あべしんぞう様、
 あべしんぞう様、いらっしゃいますか?
 あべしんぞう様、あべしんぞう様、あべ様!」

同じ名前って大変ですねと、
互いに爆笑し、空港で、お別れ。
 
しんぞうさん、楽しい沖縄の旅を。
 
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初めてのおつかいのこと。

再び、東京入り。

 
一体、どこが居住地なのか?
が、よくわからなくなってきた、
遊牧民ジジイである。
 
まいど出張の際に、ついつい
思い出し笑いをしてしまう出来事がある。
 
今から、数年前の話。
 
明日から、東京へ出張!
という、若いメンバーが、朝の開口一番、
私に、こう尋ねてきた。
 
「〇〇駅から□□駅まで、30分であってます??」
 
その手には、
何やら数字が細かく書き込まれた
都内地下鉄の路線図。
赤・青・黄、3色の蛍光マーカーで、
駅ごとにマーキングがされている。
 
「〇〇駅から□□駅だと、10分もかかんないよ」
「乗り換え検索とかで、調べてみた?」
 
目が点になる若者
「??????????」
「乗り換え検索って、何ですか?」
 
そう、彼は、
都内地下鉄路線図をプリントアウトし、
「んー、あー、えー、ここは繋がってるのか?」
と、悶絶しながら、
蛍光マーカーで、路線ルートをなぞり、
「ここは、3ミリだから、だいたい10分!」
と、駅と駅の長さを、定規で測って、
半ば強引に、所要時間を算出していたらしい。
 
本人はいたってマジメだったのだが、
失礼ながら、大爆笑してしまった。
 
さすが、車社員の沖縄。
生まれて一度も電車に乗ったことがないらしい。
もっと言えば、沖縄県外に出ることも初めて。
 
たまたま私の周りだけなのか、
『修学旅行で、県外へ』
という機会を逃して、三十路を過ぎても、
一度も、“自力で” 外へ出た経験がない
という方に、ちょこちょこお逢いする。
 
生まれも育ちも沖縄です!
という、アラフォー社員から、
「空港って、どこでしたっけ?」
と、聞かれ、その質問の意味がわからずに
固まってしまったこともある。
 
 
私が所属する企業は、
内地(沖縄県外)にもオフィスも構えるため、
わりと頻繁に、沖縄のメンバーにも
東京などに飛んでもらっている。
 
今でこそ、私が同行しなくても
問題のない状態となったが、
当初は、“東京難民” で行方不明、
という事態が、しばしばと起こった。
 
羽田から、多く見積もっても
1時間程度で東京オフィスに到着するはずが、
2時間経ってもやって来ない。
 
「電車止まってる??」
「人身事故でもあったのかな?」
 
との心配をよそに、
3時間後、ようやく合流。
 
話を聞いてみると、
 
羽田空港の駅を探すのに、20分
切符を買うのに、20分
どっちの電車に乗るのか迷って、20分
途中、乗り換えが必要だったが、
相互乗り入れの直通快特だったので、
そもそも、降りようと思っていた駅を通過。
地下で電車に乗ったはずなのに、
気がついたら地上に出ていて、
It's a wonderful world!の錯乱状態。
ここで60分。
ようやく、目的地の駅に着いたものの、
なんでこんなに出口がいっぱいあるの?
「俺は、モグラ叩きか!」と、
ひとりノリツッコミを入れつつ、当然間違え、
Where am I ? の “東京難民” に。
1時間迷いに迷って、やっと到着。
 
とんだ珍道中
を、乗り越えて、やってきたらしい。
 
「あのアクロバティックな乗り換えは、何?!」
 
あなた、そんなに早口で喋れましたっけ
と、思うほど、
この3時間で起こった出来事を
捲し立てて話す姿を見て、
何だか微笑ましくなってしまった。
 
 
『可愛い子には旅をさせろ』
という言葉もあるが、
やはり若いうちに、
じゃんじゃん外へ出した方がよい、
と、私は思う。
 
『初めてのおつかい』ならぬ、
見ず知らずの人に声をかけて尋ねる、
Google先生に助けを求めるなど、
その場の状況に応じて、自分で考え、
臨機応変に対応しないといけないので、
自身のよい経験となる。
 
事前に、何の情報が必要なのか?
を考え、下調べと準備を行い、
もし〇〇が起こったら?の想定力も必要。
 
写真付きの説明書を渡すことも出来るが、
誰かがやってくれるだろう、
教えてくれるだろう、
連れてってくれるだろう、
と、思ってしまうと、
自分で考えることや、
事前準備を放棄してしまいがちなので、
多少乱暴でも、自身の『脳ミソ』を
使ってもらった方がベターだと思っている。
 
 
自分で、考えてやってみる。
意識して、場数を踏む。
その繰り返しをすることで、
自身のキャパが拡がってくる。
そして、色んな物事にこなれてくる。
 
のではないかと。
 
 
私の場合、こなれてくると、
どこかで停滞感を感じ始め、
「これではいかん!」と、
全く見ず知らずの土地に出向きたくなる。
そして、新しいことをしたくなる。
 
“東京難民” の彼と同じように、
下調べ、準備をし、時には人に尋ね、
よりスムーズに、オンスケで事が運ぶように、
あれやこれやと先の事態を想定する。
 
それでも、何かしらのハプニングはつきもの。
予定通りに進まず、
「おー、こりゃ、困ったな」
と、思う場面も出てくるが、それはそれで、
自分の対応力を試せる機会と捉え、
楽しいものなのである。
 
アラフォーの遊牧民、うん、それも、悪くない。
また、知らない土地へ出かけるとするか。
 
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遊牧民のこと。

おしぼりコースター。


『うちなーんちゅ(沖縄県出身者)』
or
『ないちゃー(県外出身者・本土の方)』
を、一瞬で見分けられる方法

として、頻繁に紹介されている。


慣れとは、怖いもので、
『ないちゃー』の私も、無意識でやっている。

出張に出た際でも、
気が付けば、グラスの下には、おしぼりが。
もう、これ癖。

さらに言うと、年に何度も来沖される、
沖縄フリークの方々にも “おしぼらー” は、多い。

なので、
それだけで見抜くことは、難しいと思う。


あっ、
おしぼりをコースター代わりにする人を、

私が勝手に、

“おしぼらー”

と、呼んでいるだけ。
沖縄で、こう呼んでいる人は、たぶん、誰もいない。

“ぼりスター”(似たようなレコード会社があったよな)
“ぼりコ―”(ヤンキー?ポリコ―?センコー?)
“しスター”(姉妹?)
“おしコー”(・・・ダメダメ)
“ぼりさん”(先輩にいる)

など、過去使ってみたが、
色々と思う部分、諸事情があり、
今では、“おしぼらー”という名に収まっている。


「そもそも、なぜ見分ける必要があるのか?」
と、疑問に思いつつも、
私が、沖縄県外に飛んだ際に、
「もしかして、沖縄ご出身の方ですか?」
と、お声かけする判断基準がある。

それは、以下の3点セットが、すべて揃った時。

①:顔立ち →くっきり
②:苗字  →沖縄の地名に由来している
③:イントネーション →だからよ


これなら、おしぼりがなくても大丈夫。

生まれも育ちも沖縄ではないが、
さすがに、6年も沖縄という土地にお世話になると、
我が地元という感情が湧いてくる。
予想外の場所で、バッタリ、
『うちなーんちゅ』の方にお逢いすると、
『世界の村で発見!こんなところに日本人 ©朝日放送
的な感覚で、何だか嬉しくなってしまう。

「私も、沖縄にいるんですよー!」
と、ついつい話しかけてしまうことが多い。

 

そんな私は、

①:顔立ち 
→のっぺり、でもないし、
 それほど、くっきり感満載でもない。
 微妙。

②:苗字  
→偶然!?にも、琉球王国からある地名。
 ただし、読み方が違う。

③:イントネーション 
→京都弁・標準語・うちなー口(沖縄方言)
 が、混じった雑種。

 うちなー口(沖縄方言)が強い方と一緒にいると、
 そちらに引っ張られる傾向だが、
 酔っぱらってくると、自分でも、
 どこの言葉で喋っているのか?訳が分からなくなる。

 そして、すべてが中途半端になり、
 どこに行っても、
 「訛ってる」「キモイ」と言われる悲しい結末に。

 

そう、私は、

『うちなーんちゅ(沖縄県出身者)』
or
『ないちゃー(県外出身者・本土の方)』

の、判定がつかない、さすらいの遊牧民


そして、また数時間後には、那覇空港


「あえいうえおあお かけきくけこかこ」

明日は、発音を戻さねば、と
ひとり、標準語の発声練習をする秋の夜長である。

 

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スタメン選手のこと。

歓迎会、そして某店周年祝いを終え、帰宅。
再びの出張前に、カタカタとPCを叩く25時。

さすがに、この頻度になると、
“ハイサイ!沖縄からメンソーレでっせ”
的なブツは一切持たずに、
カバン一つで、身軽に飛んでいる。


沖縄でお客様をお迎えする際、
「土産、何を買ってきゃ良いかね?」
と、聞かれることがあるが、
一体、誰向けのモノなのか?
の詳細が不明なことが多く、
まいど回答に困ってしまう。

紅芋タルト、ちんすこう、黒糖チョコレート。
これぞ沖縄土産の代表選手たち。

「私は、那覇空港限定品がほしいの!!」
という方以外は、県内大手スーパーで、
購入されることを、オススメしている。

段ボールなどは、無料。
エッササと自ら梱包し、サービスカウンターへ。
クール便もあるので、生モノもオッケー。
アウェイ(全国)発送が可能である。でーじ、楽。


代表選手以外で、
私がスタメンプレーヤーとして
選出しているのは、以下の9選手。


●1番:セカンド『酒豪伝説』選手。
「俊足で、出塁率の高い選手」

私の周囲には、
酒飲みの方が多い&荷物にならないので、
よく購入(出塁率が高い)。

そもそも、私は二日酔い自体しないので、
その効果は、ハテナですが。


●2番:センター『塩』選手。
「バントなどの小技がうまい選手」

『塩』と一口で言っても、
宮古島石垣島、粟国島、
浜比嘉島、屋我地島、与那国島など
産地によって、その特徴はさまざま。

沖縄の塩を、料理の “小技” として、
普段使いされている方が多いので、
それぞれの家庭の好みに応じて、購入。


●3番:ファースト『焼き物』選手。
「打率が高く、単打でもランナーに出られる選手」

結婚祝い、引っ越し祝いなどで、割とよく使う。
お皿・お茶碗・湯呑・シーサーなど、
プレゼント用にラッピングしてもらって発送。


●4番:レフト『アサヒスーパードライ』選手。
得点圏打率が高く、長打力もある選手」

沖縄県内で販売されている
アサヒスーパードライは、オリオンビール株式会社が
製造・販売しているもの(缶ビールのみ)。

長打力もあり(長期間保存もでき)、
都内では飲めないので、
夏場はよく箱詰めで送っている。


●5番:ライト『じゅーしぃの素』選手。
「チームで最もチャンスに強く、
 一発長打で残ったランナーを一気に帰せる選手」

じゅーしー=沖縄風の炊き込みごはんのこと。
“一発”、炊飯ジャーに入れるだけで、
手軽に沖縄家庭の味が再現できるレトルト商品。便利。


●6番:サード『かりゆしウェア』選手。
「状況に応じたバッティングが可能な、下位打線とのつなぎ役」

量販店で、安モノ買うと、
那覇の街中で、同じ人とバッタリ!
ということがあるので、
私がお世話になっている、某ショップのもの。

沖縄出張が多い方には、沖縄感がより強いデザイン。
それ以外の方には、都内でも着られるデザインのモノ。
“状況に応じて”、送っている。


●7番:ショート『オリオンビールグッズ』選手。
「安定感はないが、長打力のある選手」

非売品。
いつでも手に入る “安定” のモノではないが、
コネを使って、ビアジョッキ・灰皿などを入手。
自宅で晩酌の際に「沖縄気分を味わいたい」
という “沖縄ツウ” の方に、非常に喜ばれる。


●8番:キャッチャー『ポーク』捕手。
「打力より守備力重視の選手」

SPAM®』は、ホーメルフーズさんの商品名。
割と都内でも手に入るので、
TULIP(チューリップ)というメーカーさんの
『ポークランチョンミート』をチョイス。
重いので、発送している。


●9番:ピッチャー『くるま麩』投手。
「DHなし。ここは、ピッチャーを」

琉球チャンプルーズの不動のエース、フー投手。
沖縄の麩(の存在)はデカい。

 

なお、『紅芋』監督は、沖縄県外への持ち出し禁止。
※加工品はOK、生の紅芋のみNG
※マンゴー・パパイヤ・パイナップル・ゴーヤーはOK

イモに寄生する害虫(本土いない)の拡散防止ため。

那覇空港で没収されますので、ご注意ください。

 

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名レフェリーのこと。

スメラー” 警報発令中。

 
読破したいモノがいくつか溜まり、
某ファストフード店で、茶をしばく。
 
沖縄県は、人口10万人あたりの
ハンバーガーショップ店舗数が、日本No.1
らしい。
 
と、同時に、
 
県内のファストフード店は、
日本屈指の “スメラー” スポット、
であると思う。
 
(胡散くさい臭をムンムンに放つ)
スメラー” さん達との遭遇率が高い。
 
類は友を呼ぶ!?
なぜこうも引き寄せてしまうのか・・・。
今日も、また “スメラー” さんが隣の席に。
ご丁寧にも、左右のサンドイッチである。
アーメン。
 
赤コーナー ♪
40代後半であろう男性が、
同じく、40代後半であろう男性に、
延々と、
『金が儲かる方法』を諭されている。
 
青コーナー ♪
50代前半であろう女性が、
(社会人1年目?)20代前半であろう女性に
延々と、
『金が儲かる方法』を諭されている。
 
 
「もっと幸せになりたいと思ってないですか?」
「そのためのテクニックがあるのよ」
 
 
両コーナーとも声がデカイ。
デカ過ぎる。
『猪木 vs アリ』ばりの互角の戦いだ。
全く集中できない。
 
ーーーーーーーー
なぜファストフード店でやるのだ。
とっておき、秘密のノウハウじゃないの。
そんなに大声で話して良いのか。
あなたのコンペティターが、私の隣にいますよ!
ルートビアお代わり、至急廃止してください。
(私、飲めないし)。
スメラー”さん達、一向に帰らないじゃん。
ーーーーーーーー
 
しばらく悶々とする、私。
 
 
「来週もまたココで密会ですね」
「今日の感想をこれ(変な紙)に書いて」
 
ーーーーーーーー
これで、やっと集中できる
ーーーーーーーー
 
スメラー” バンズ
に、挟まれた状態から解放される気配に、
ホッと胸をなで下ろす、私。
その向かい側で、
仲睦まじそうなファミリーが、
食事を愉しまれていた。
 
 
子(小学生低学年くらい)
「ママ、○○(自分の名前)も、読書感想文したけど、お金持ちなれる?」
 
「(笑)。○○(子の名前)は、お金持ちになりたいの?」
 
「お金がないと何もできないっていう人は、
 お金があってもきっと何もできないんだよ」
 
「忙しいからできない、って言うパパも一緒(笑)」
 
「だね(苦笑)」
 
 
静まる店内。
 
カンカンカンカンカン ♪
(試合終了のゴング)
 
そそくさとリングから退散する、“スメラー”さん達。
聴こえてたかな。
 
ナイスレフェリー。
ジョー樋口(子)&タイガー服部(母)、
そして、ミスター高橋(父)と名付けよう。
 
参りました。
 
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カリスマのこと。

那覇市内でどっか良いとこあります?」

 
居住地を変える際に困るのが、
どこで、だれに髪を切ってもらうか。
 
移住者が集まると、
オススメを聞かれることがあるが、
何を隠そう(隠してないけど)、
20歳から、割と最近まで、
私、自分で髪を切っていた。
 
京都時代、ずっと担当してもらっていた
中部地方ご出身の美容師さんがいたが、
地元に戻って独立されるということで、
それ以来、“美容室難民” に。
 
新天地を求めて、一時期、
“自分探し” の旅ならぬ、
“美容室探し” の旅に出たが、見つからず。
(探しても自分はどこにも落ちていないのでご注意を)
 
旅に出た先が、たまたま悪かったのか、
私の店選定能力が欠如していたのか、
本日初顔合わせ、まだ、その方の
『人となり』『スキル』
が、わからないのにも関わらず、
やたらと口だけを動かす、
『俺っちカリスマ、どうイケてるでしょ?』
風の、脳味噌が崩壊している
チャラチャラのカリスマ、
“チャラスマ” さん達とよくお逢いした。
 
話すこと自体は好きなのだが、
互いに信頼関係も生まれていない初回の段階で、
あれやこれやと何の脈略もない、
俺っちトークを披露されると、
ついつい、私の導火線に火がついてしまう。
 
挙げ句の果てには、
20歳前・クソ小僧の私が、
 
「口元ではなく、手元に集中していただけますか?」
「こちらからディレクションします」
「速やかにその指示に従ってください」
 
という始末。
 
そう、その当時から、私、
めちゃくちゃ『めんどくさい』のである。
 
これは互いにとってプラスにはならないと判断。
そして、自らハサミを握り出した。
 
学生の噂は、拡がるのが早いもので、
金欠同級生、後輩たちの髪まで切るようになり、
とんと美容室とは縁のない生活に。
 
 
 
沖縄に移住し、
しばらくは同じような生活を送っていたが、
 
●人様の前に出させていただく機会が増えた
●『金はないが時間はある』の学生ではない
●『時は金なり』の、もういい歳のオッサン
●なんやかんやで時間捻出が難しくなってきた
●某お掃除ロボットの調子が悪い
 
いやはや、これは、もう
プロにお任せするしかない!
と、某美容師さんのお世話になっている。
 
 
『美容室探しの旅~沖縄編~』
で、出逢った方ではなく、
オフィス近く、某飲食店のカウンターで
知り合った美容師さん。
 
『インドに行っても自分は落ちていない説』
で、私と意見が一致する、
料理もドリンクも一人で切り盛りされている、
小粋なワインソムリエのマスターがいるお店で、
数年前、初めてお逢いした。
 
“人っていつまでも若くいられるのね” 
の代名詞のような、
マスターが切ってもらっているのが、
その美容師さんであり、
偶然にも、同じ建物内に美容室があるとのこと。
 
何とも “ご縁” を感じ、それ以来、
ずっとカットをしてもらっている。
 
 
全国の美容室数は23万軒。
コンビニが5万軒なので、実にその4.5倍。
飽和状態。
 
なんて、見出しをよく目にするが、
 
実は、沖縄。
美容師さん “奪い合い” のエリア。
 
美容師1人あたりの人口が、
最も多い都道府県は、沖縄県らしい。
(ヤバイ。“美容室難民” から抜け出せないかも)
 
自分で髪を切ってるトークから、
なぜ美容室に行かなくなったのかの事由、
己のめんどくささを力説してしまったため、
 
初めて予約を入れた際は、
(直接、言葉にしては言われてないけど)、
 
「え?うちに来るんですか??(やめて)」
 
という、
リアクションだったことを
今でもハッキリと覚えている。
(笑。そりゃそうだ)
 
 
飲食も然り、私は、メニューをあまり見ない。
ザックリとした方向性だけをお伝えし、
あとは、信頼できるプロの方の
“お任せ” にするのが最も良いと思っている。
 
そして、今日も、
全権委任で髪を切ってもらっている。
(“美容室難民” にならずに済んだ。ありがたや)
 
ほんとのカリスマは、
物事に一身に集中する時、
やはり寡黙になるものだ、と感じつつ。
 
 
【参考】
美容師あたりの人口 TOP5
 
1位:沖縄県 324 人
2位:滋賀県 313 人
3位:千葉県 308 人
4位:埼玉県 307 人
5位:神奈川県 298 人
 
※各都道府県の人口を、各都道府県の美容師数で割ったもの。
 「平成21年経済センサス」「平成22年人口統計(総務省統計局)」を元に作成。
 あくまで統計上の数字とのこと。
 
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時は金なりのこと。

下期スタートも怒涛。

 
東京から那覇へ戻り、
月末月初タスクをバタバタと消化。
 
ハンコくれーだの、早くこれ見ろーだの、
○○どうしますか?ーだの、
ワーワーと追っかけられつつ、
(だからいないって言ったじゃん)、
某雑誌取材で来沖中の女性ライターさん、
ベテランカメラマンさんと合流。
 
沖縄の最新観光スポット情報から、
今日は取材でひたすら、
沖縄そばとハンバーガーを食ったという話、
カメラマンの業界事情トーク、
最終的には、
『文字は、視覚に勝てるのか』
『想像力の欠如』
『行間を読むこと』
などの話で盛り上がりつつ、何軒か梯子案内。
 
お二人と別れた後、若手メンバーを引っ提げ、
今、那覇で最も勢いがあるであろう
某ステーキ店の2号店へ。
キッチンに立たれる社長に、
開店おめでとうございます的なご挨拶しつつ、
ガッツリ4人で、モーニングステーキ。
 
一旦オフィスに戻り、残タスクを処理。
急ぎ自宅で着替えて、朝便に飛び乗り、
いざ日帰り、我が都・京都へ。
『もしかして口から産まれてきたんじゃない』
というくらい、母校で短時間捲したてて喋り倒し、
再び、那覇空港である。
イマココ↑
 
 
まいど、移動中の機内では、
本を読むことに専念できていたが、
ここのところは、
睡魔と執筆時間確保のせめぎ合い。
 
いかんせん、Wi-Fiも、
繋がるようになってしまったので、
メールチェックや、
の各種スケジュール調整、
の各種問い合わせ対応も加わってきて、
なんやかんやで、あっという間に、
目的地へ到着してしまう。
 
さらに、空いている便だと、
「何かお飲み物をお持ちしましょうか」
「コーヒーはいかがですか」
「キウイジュース、お飲みになりますか」
と、
『そんなに、喉カラカラのオッサンに見えます?』
と、聞きたくなるほど、入れ替わり立ち替わり、
作り込んだ笑顔のCAさんがやってくるので、
「集中したいの」
「ほしけりゃ呼ぶから、Please leave me alone!」
状態になる。
 
 
昨晩、ちょうど、
ある大将とこんな話をしていた。
 
ーーーーーーーーーー
主役は、お客様。自分ではない。
こちらからの余計な薀蓄提示はいらない。
 
大事なのは、
“会話が止められる” だけのモノを
自分が提供できるかどうか。
 
どんな真面目な話、
内輪話で盛りがっていたとしても、
モノを口に運んだ際、
会話が止まる瞬間がある。
 
「うまっ」
「なんじゃこりゃ。おいし!」
「これって、何ですか?」
と。
 
そんな “生理反応” が、
垣間見られた時に喜びを感じる。
 
お客様の時間。
決してそれを奪おうとは思わない。
我々と時間を共有したい、
と思っていただけるモノを提供すること。
それが、私の仕事である。
ーーーーーーーーーー
 
これってすべての仕事に通ずることだなと。
 
Time is money.
時は金なり。
 
他人の時間を奪うという意識が低い人とは
一緒にいたくない、と思いつつ、
あまり詰め込み過ぎるのも、逆効果だなと反省。
 
 
今回の弾丸、唯一の戦利品。
餃子の王将』様からいただいた、トリプルセブン。
 
さすが、1号店(京都が発祥)。
変わらずの提供スピードに唸ってしまった。
 
下期もきっと、良いことある気がする。
 
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終わりなき旅のこと。

出逢いあれば、別れあり。

 
今日から、2015年度下期がスタート。
新しく加わる方、次のステップに進まれる方、
海を渡られる方、戻って来られる方、
それぞれの “生き様” が交差するこの季節。
何だかワクワクして好きなシーズンである。
 
昨日から再び東京入りし、今月から新天地へ、
という皆さんとも、無事にお逢いすることが出来た。
 
 
人生悲喜交交。
所属会社、居住地、上司・部下、委託元・委託先、
独身・既婚など、時の経過と共に、
その環境や立ち位置は、変化していく。
 
“一生” ずっと同じ場所で、ずっと同じ生活を、
“死ぬまで” ずっと同じ人たちと、ずっと同じ関係で、
ずっと同じ仕事をし続けるのは、
ほんとに稀有なことなのだな、と思う。
 
 
“ご縁” があって、お逢いした方たち。
 
取引先だから、同じ会社だから、
上司だから、部下だから、だけのお付き合いではなく、
 
『今』の一瞬を大事にして、
ひとりのヒトとして向き合い、
 
あの時はこうだったな、
苦境を乗り越え、同じ釜の飯を食ったな、
と、互いに笑いながら話せるよう、
死なない程度に、しかし、
共に死ぬ気で駆け抜けていきたいな、と改めて感じた。
(大変だけど)
 
そして、同時に、
例え環境が変わったとしても、
『またこいつと連絡をとりたい』
と、感じてもらえるヒトでありたい、と思う。
 
そのためには、常に新鮮な自分であり続けることが必要。
まさしく『終わりなき旅』だなと。
(大変だけど)
 
 
世の中のループとは、面白いもの。
互いにそんな風に思っていると、
全く違う立場で、全く違う仕事を、
全く違う場所で、ご一緒させていただく、
なんてことが、往々にして起こる。
 
噂・評判は、すぐに回る。
逆も然りで、何も成し遂げず、
マイナス事由でその場から逃げ去る人間は、
今後、どんな環境へ行こうとも、きっと、
同じようなことを繰り返す人生を送るんだろうな、と思う。
 
長い人生でみれば、今、自分の目の前で起こっている出来事は、
“点” のようなものかもしれない。
ただ、“点” で終わるのか、“点” と “点” を繋いで、
1本の太い “線” にするのかは、自分の生き方次第。
 
逃げのスパイラルにだけは陥らないようにしたい。
(大変だけど)
 
 
 
毎度の弾丸ではあるが、
今回、伺いたかった場所にも足を運ぶことが出来た。
 
沖縄でお世話になっている、とある大将からのご紹介。
漢字は違うが、下の名が私と同じ(大将ごめんなさい)。
 
東京で修行されていたお店が、
東京オフィスから徒歩数分の位置にあるとのことで、
これまた何かの “ご縁” を感じ、会社メンバーと一緒にお邪魔。
ラストオーダー直前の遅い時間にも関わらず、
とても温かく迎えてくださり、楽しいひと時を過ごした。
 
人数の関係上、カウンター席には座れなかったが、
わざわざこちらのテーブルにまで顔を出していただき、
後合流のメンバーが到着するまでの間、
あれやこれやと、私の話相手になっていただいた。
 
「○○○の店は、那覇のどのあたり?」
「お客さんの入りはどんな感じ?順調?」
「店の作りは、うちと似てる?」
「台風だと大変なんだろ?」
「あいつ、沖縄に馴染んでる?」
「あのメニュー出してるか、この店でも焼いてたよ」
「俺も休み合わせて行きたいな」
「こりゃ、負けてらんねぇーな」
 
ご紹介いただいた大将との昔話から、
今の近況、応援してると伝えてくれというメッセージ、
いつまでも互いに常に刺激しあえる間柄でありたいという想い。
とっても嬉しそうに、笑顔でお話をされる姿を見て、
何だかこちらまで、幸せな気分になった。
 
 
共に全力で駆け抜けた時代があって、
それぞれに今があり、そして、互いにこれからがある。
 
『常に成長し続けること』
というのは、個人も、企業も同じ。
どんな業種職種だろうと変わらないんだな、と。
 
 
どんな環境で、どんな立場で、
どんな場所で、どんな方と再会したとしても、
「また逢って良かった」
「楽しかった」
「刺激がもらえた」
と、言われるようにならねば。
 
美味しかったです。
ご馳走さまでした。
 
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海のこと。

再び、東京へ。

ほんと、家いらない。

久々に、修学旅行生(高校生かな)と同じ便。

(2泊3日の短期間で、やたらにカップルが成立する
 “ゲレンデMagic” ならぬ、“修学旅行Magic” は、
 今の学生さんも同じなのかな)と、色々とキモい妄想しつつ、

「わー」
「きゃー」
「どひゃー」
「うぉー」

修学旅行生から漏れる声。
行きも乗ってきただろうに、離陸タイミングの恒例行事。
やっぱ、飛行機って興奮するよね、初々しい。


10月〜12月の沖縄は、修学旅行トップシーズン。
「絶対に修学旅行生とは被りたくない!」
という方は、
この時期の沖縄入りを避けていただくのが賢明である。

沖縄県(&九州)は、高校生人気の修学旅行先。
北海道と、その人気を二分する。
(羽田国際化、LCCの台頭もあってか!?)
ここ最近は、海外へGo! という学校も増えてきているようで、
沖縄県としては、修学旅行生を逃すまいと、躍起になっている。

那覇空港では、修学旅行生用に、
手荷物検査場のGATEが分けられている。
上級会員の優先搭乗に続き、修学旅行生から搭乗、
座席もまとめて後方座席と、他の乗客に迷惑が掛からないよう、
赤組・青組エアラインとも、
諸々の配慮が、なされている。

ただ、ひとつだけ、イケてないな、と思う点がある。

それは、団体での “通路ベタ座り”

通路、それも『地ベタ』に座らせるのはどうなのかと。
邪魔、というよりも、あの光景が、
どっかのデモ隊のように見えてあまり好きではない。

修学旅行を誘致したいなら、
『専用の待合所』くらい作ってあげれば良いのにな、と思う。
『地ベタ』にお客さんを座らせているようでは、
大声で観光立県とは言えないであろう。


あくまでも、“修学” 旅行なので、
遊びではないが(と、学生時代よく言われた気がする)、
史跡巡り等とあわせて、沖縄の “海” を
出来るだけ若いうちに観て欲しいな、
体験してほしいな、と思う。

「これって、ドブですか?」
という、海しかない環境で育つと、初めて、
生で、沖縄の “海” を観た時、かなりの衝撃を受ける。

かくいう私も、そのひとり。

「人間って進化して陸上生活をしてるのに、
 わざわざ海に潜る意味がわからない」
「それは退化である」
「は?魚と戯れる?食物連鎖の階級が違う」

なんだかんだと御託を並べていたが、
沖縄の海と出逢い、ダイビングを始め
「どうせやるのであれば!」と、
勢いでインストラクター&潜水士の国家資格までとってしまった。

渡航する際の場所選びも、
“海” をベースに決定するようになり、
グアム・サイパン・ハワイ・パラオモルディブ・セブなど、
「ダイバーなら、当然、一度は行っとくでしょ?」
というエリアから、
パプアニューギニア・ロタ島・ジープ島・ボホール島など、
どんどんとニッチに。

最終的には、
「通貨は、基本、石か貝です」
「唯一、キナという通貨がありますが、
 日本では両替できないので、現地で米ドルから両替してください」
と、旅行社の方と笑いながら渡航先を相談。

年末年始は、ダイビング器材引っ提げ、
毎日転々と島を渡りに渡って潜りまくる、
通称『ダイブサファリ』に明け暮れ、
成田の入国審査場で、「No, no! Foreigner!」と、
GATE案内されるほど、真っ黒(一体、何人?)になっていた。


スタートしたのが、社会人になってからだったので、
「もっと早く、沖縄の “海” を観ておけば、
 また違った人生だったんだろうな」
「まだまだ潜りたい海が世界中にある。
 俺が今、学生だったら飛び回るな」

と、思いつつ、

「沖縄の “海” を観て、なんか感じてもらったかな」
「地球の7割は、 “海” で出来ている。羽ばたけ世界へ!」

と、陰ながら、彼らの輝かしき未来を願うのである。

あぁ~、大人の修学旅行に行きたい。

 
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貞子のこと。

9月も残すところ、わずか。

 
まだまだ続く来客ラッシュに加えて、
出張まつりで、毎日てんやわんやしている。
 
沖縄も、朝晩は、いくぶんか涼しくなってきた。
 
夏の風物詩?『路上寝』姿を晒す人たちも、
段々と減ってくる季節だ。
 
 
「沖縄は凍死しないから」
(冬はそこそこ寒いので、そんなことはない気もするが)
 
「終電文化がないから」
 
オトーリがあるから(※)」
 
特に夏場は、ヘベレケになって
車道や歩道で眠ってしまっている “ネムラー” の方をよくお見かけする。
 
公園や駅のベンチではない。
あくまでも、“ネムラー” の聖地は『路上』である。
 
 
ちなみに、この『路上寝』。実は、道路交通法76条違反。
『道路における禁止行為』に該当し、
違反者には、5万円以下の罰金が科せられるそう。
 
 
オトーリがあるから(※)」
の、宮古島警察署では、2012年頃から、
路上寝』パトロールを強化し、
該当者には『警告書』を出しているらしい。
 
 
オトーリ(御通り)は、宮古島で行われる飲酒の風習。
その日の参加者の中の『親』が、立って口上を述べた後、
同じ杯に酒を注ぎ、隣の参加者に渡す。
注がれた酒を飲み干し、杯を黙って『親』に返す。
『子』は『親』から受けた杯を一気に飲み干さなければならない。
このイッキ飲みの風習で、ついつい深酒してしまうという流れ。
 
 
県警のまとめでは、2012年の1年間で、6,100件以上の110番通報。
那覇警察署が最も多く、ひと月平均230件、
時には、1日で20件ほどの通報があるとのこと。
 
 
この夏、私が目撃した中で、
最も強烈だったのは、『貞子3D~沖縄路上編~』。
 
雨がザーザーと降る、深夜27時。
路上に、天を仰いでいる、とある物体が。
 
恐る恐る近づいてみると、
口を全開に開き、空に向かって寝ている、20代女性の姿。
 
ご自慢のロングヘアーが、貞子ばりに
顔面や路上にベッタリと貼りつき、
白地のスカートも半分めくれ上がっている。
気持ち薄目で白眼を剥き、今にも口から魂が出て行きそうな面持ちだ。
 
「え?ご臨終系?」
「彰晃さん?ポア中?」
「リング? 3D続編撮影中??」
 
我々は、某店の周年祭のお祝いを終え、
男女数名で、移動している最中。
 
沖縄は狭いもので、そのうちの1人が、
この貞子さんと知り合いだったので、
すぐに、彼女を叩き起こし、タクシーに乗せた。
 
沖縄とて、『路上寝』は、財布等が盗まれる可能性もある。
 
『立つ鳥跡を濁さず』
 
せっかくの沖縄旅行。
醜態を晒すほどの飲酒、“貞子3D” の撮影は、お控えいただきたい。
自戒の念を込め・・・。
 
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コピペ職人のこと。

肉肉肉肉肉肉まつり。

 
「何系食べたいすか?」
「肉」
 
やはり沖縄は、『魚』ではなく、『肉』のイメージが強いのだろうか。
もしくは、私の周りに、“肉食” の方々が、たまたま多いだけなのだろうか。
 
肉リクエストが、すこぶる多い。
 
 
『沖縄で、肉と言えば、豚』と、言われ、
沖縄県の豚肉の消費量は、年間1人あたり13.1kg。
 これは全国平均の1.4倍の量にあたる』という、
出典元不明の怪しい情報まで、あちこちのサイトに転がっている。
たぶん、これ、どっかのブログをコピペしまくった結果。
みな同じこと書いてる。ソースが同じ臭い。そして、嘘臭い。
 
 
「アグー豚!で、しゃぶしゃぶさせろ」
ラフテー!で、トロトロさせろ」
「テビチ!で、プルプルさせろ」
「ポークたまご!で、モーニングさせろ」
「豚の丸焼き!で、画だけ撮らせろ」
(てか、日常的には食えないから)
 
湧き上がる豚肉コールを浴びせられるが、
沖縄県は、豚肉消費量日本No.1 ではない。
 
総務省の家計調査・豚肉消費量ランキングによると、
消費量が最も多いのは、北海道(23,882グラム)。
2位以下は新潟県青森県秋田県、静岡県と、東日本勢が上位を占める。
 
沖縄県は、18,680グラムで、全国17位。
1世帯あたり豚肉消費量の全国平均は19,075グラム。
全国平均の1.4倍どころか、むしろ平均以下である。
 
消費量で、豚肉に続くのは、鶏肉。
沖縄県は、11,665グラムで、全国43位。
最も消費量が多いのは福岡県で、19,288グラム。
2位以下は、宮崎県、鹿児島県熊本県大分県佐賀県と続き、
上位6県を九州勢が固める。
 
ちなみに、沖縄県では『鶏(とり)』とは言わず、『チキン』と呼ぶ。
 
ゴールデンペア『いなりとチキン』が思い浮かぶが、
1世帯あたり鶏肉消費量全国平均は14,484グラム。
こちらも沖縄は全国平均以下。
 
ラストは、牛肉。
沖縄県は、消費量6,955グラムで、全国22位。
1世帯あたり牛肉消費量の全国平均は6,810グラムで、牛も全国平均以下。
消費量首位は、奈良県(10,617グラム)。
2位以下は、京都府大阪府和歌山県広島県と続き、
関西全県がトップ10に入っている。
 
アメリカ文化が色濃い沖縄。
“ザッツ アメリカン” なステーキ屋もあれば、
石垣牛宮古牛・もとぶ牛などのブランド牛も輩出。
『いきなりステーキ』も沖縄初出店を果たし、ステーキ屋のオープンラッシュ。
ケンミンショーネタだと思っていた、
『〆のステーキ』を体現できるお店が増えてきた。
 
全国的には、『東は、豚肉。 西は、牛肉。 鶏は、九州』
という分布。
 
沖縄県で見ると、
消費量は、豚(18,680g)→鶏(11,665g)→牛(6,955g)の順。
ランキング順位は、豚(17位)→牛(22位)→鶏(43位)の順。
 
豚肉が沖縄で最もポピュラーなのは正解のようだ。
 
 
なお、同じ調査で、沖縄県が消費量日本No.1のモノがあった。
 
それは、『ベーコン』である。
 
1世帯あたりベーコン消費量の全国平均は1,479グラム。
沖縄県は、2,152グラムと全国平均の約1.5倍。
 
よって、
沖縄県のベーコンの消費量は、年間1世帯あたり1.5kg。
 これは全国平均の1.5倍の量にあたる』
に、書き直してはいかがだろうか。
手抜きコピペ職人の皆さま。
 
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雨の日のこと。

来客ピーク。

 
帰国して以来バタバタで、
なんやかんやで、更新が1日あいてしまった。
(罰金になる。危ない危ない・・・)
 
 
「来週沖縄行くから」
「沖縄来てるぜ!」
 
沖縄の夏も終わろうとしている中、
方々からそんなご連絡をいただき、
ありがたいことに『夜な夜な共に晩酌を』の、
ヘイ!カモンベイベーラッシュ。
 
さらに、いまなう台風21号も近づいており、
「海行けない」
「天気悪い」
「何すりゃいい?」
という、Facebook messenger音とLINE音の二重奏状態である。
 
 
『雨の日は、ホテルでのんびり』も良い。
が、胃袋と肝臓に自信がある方には、
『飲食店のワンダーランド・沖縄へようこそ。
 せっかく来たのなら、ひたすら、飲む食うのハシゴツアーへどうぞ』
というレスを返している。
 
ここ最近、那覇市内でも、昼飲みスポットが増えてきた。
1軒2〜3杯(4名以上の複数人ならボトル1本)、
フード2〜3品程度をオーダーし、次のお店へ。
個人的には、最低それカケル5店舗は、楽しんでいただきたい。
 
「沖縄の人は朝まで飲んでる」
というイメージが強いが、朝方まで営業している店は意外と少ない。
 
24時間365日営業の某うちなー(沖縄)食堂も、
人手不足(オバァ不足?)の影響か、曜日によっては、
24時間営業ではなくなってしまった。
 
2泊3日 or 3泊4日の限られた沖縄時間。
 
スタート時間を早目にし、25時には解散
翌日午前からフルパワーで活動する
 
というのが、最も効率が良いのでは?
と思っている。
 
その際、空港・モノレール・レンタカー会社等に置いてある、
現地無料雑誌掲載店(広告掲載店)、
道で呼び込みをする店舗は避ける、ということだけはお約束で。
 
 
胃袋と肝臓に自信がない方には、
「沖縄で、○○○でも観ない?」とオススメしている。
 
スポーツ・プロレス・演劇・お笑い等、
沖縄だけでしか味わえないエンターテイメントがいくつか存在。
 
今年3月、国際通りにあった旧三越跡地に、
『よしもと沖縄花月』もオープンした。
 
大型台風直撃でビル自体が閉館にならない限りは、365日・1日複数回公演。
沖縄の芸人はもちろん、東京・大阪等から、
売れっ子芸人が来沖し、毎日、入れ替わり立ち替わりで舞台に立っている。
 
花月』というからには、当然、“新喜劇” も上演。
 
民放が、3チャンネルしかない沖縄では、
テレビ放送でも、新喜劇は観られない。
 
関西人の私としては、
「まさか、沖縄で新喜劇が生で観られるとは!」
という興奮を隠せないでいる。
 
“沖縄” 花月ならではの沖縄ネタ・沖縄方言も盛りだくさん。
観光ガイドブックには載っていない、
またひと味違った、“沖縄感” を味わえること間違いなしなのである。
 
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グルクンのこと。

グルクンの唐揚げ、だけではない。


那覇に戻り、お客さんと合流。
香港・曼谷滞在中、ひたすら、ビール生活だったので、
無性に日本酒で一杯やりたくなり、
お客を引き連れ、寿司をつまみに来た。

今日もそうであったが、
「寿司でも行きますか?」
「えっ?沖縄に寿司屋なんてあるの?」
移住して以来、何百回も繰り返してきた、このくだり。


これぞ、観光ガイドブックの悪しき影響。

某市場に並ぶ、
「信号ですか?何なら交通規制しましょうか?」
という、赤・青・黄色のカラフルな魚たち。

「これって、食えるの?」という、愚問に代表されるよう、
ある意味、沖縄観光に来た “想い出写真” の対象としかなっておらず、
パシャパシャとブツ撮りだけを済ませ、そそくさと退散。

にも関わらず、『沖縄は魚が不味そう』という、
イメージだけが根付いてしまっている。


沖縄で獲れるのは、“信号魚” だけではない。

マグロ類(8,746t)、イカ類(2,207t)、
カジキ類(1,092t)の順で、水揚げされている。

実は沖縄、“生鮮マグロ” の年間水揚高が全国トップクラス。
もともとは熱帯域が起源といわれているマグロ。
年によっても変動はあるが、全国3位の漁獲量を誇っている。

漁獲量全体の約6割を占める、マグロ類の中で多く漁獲されるのは、
ビンチョウ(ビンナガ)、次いでメバチ、キハダが続く。
近海に漁場が多く存在する沖縄では、クロマグロを始め、
キハダ、メバチ、ビンチョウ(ビンナガ)と、マグロ4種類の全てが獲れる。
それぞれ、生息場所、旬の時期、ヒレの形や大きさ、
マグロの特色である赤身の色も違う。

つまり、年間を通じて、いつでも “冷凍モノ” ではない、
新鮮な旬のマグロを様々なバリエーションを楽しむことができる。
ダイビングで潜ると、マグロとバッタリ遭遇!
なんてこともあるほど、身近な魚なのである。
(ちなみに、あいつら、泳ぐのめっちゃ早い)。


美ら海水族館』で有名な沖縄県北部に位置する本部町は、カツオ漁が盛ん。

本部町にとって、カツオ漁は、夏の始まりを告げる風物詩であり、
刺身屋や飲食店には、
冷やし中華始めました』ならぬ『カツオあります』の張り紙が登場する。

毎年、『鯉のぼり』ではなく、『カツオのぼり』が掲げられ、
ゴールデンウイークには、『もとぶカツオのぼり祭り』が開催される。

本部町で、本格的なカツオ漁が始まったの1904年(明治37年)。
それ以来、『カツオの町』『鰹節の一大生産地』として発展してきた。
今でも10月~2月の約5ヶ月間、製造が行われており、
タイミングが合えば見学も可能である。


趣味=釣り、幼い頃から港での陸釣りで育ったという沖縄の方も多い。
会社のメンバーたちも、週末みなで誘い合わせては、釣りに出掛けている。

素人でも大物が狙える「パヤオ」と呼ばれている沖釣りもある。
別名「浮き魚礁」。外洋のポイントに、ウキを浮かべた人工の漁場のこと。
ウキを固定するロープには海藻類が付着し、プランクトンや小魚などが住み着く。
その小魚を食べるカツオ、シイラなどの肉食魚が回遊するようになり、
その中型魚を狙った、カジキや大型マグロなどが集まるという、
食物連鎖スポット。
沖縄本島久米島宮古島八重山諸島周辺に
100基以上のパヤオが設置されており、その一部が釣り人にも解放。
観光客はもちろん、地元の釣り人にも人気の船釣りポイントになっている。

沖縄の海面漁業の特徴は、
延縄漁とパヤオ(浮き魚礁)を利用した曳縄漁法が中心。
狙った魚だけを獲る漁法で、
自然にも資源にもやさしい方法で漁を行っている。


ここ最近、スシロー、はま寿司、くら寿司など
大手回転寿司チェーンも沖縄進出を果たし、
連日どこのお店も家族連れのお客さんで賑わっているよう。

私は、回転寿司屋に行くことはないが、
TPOにあわせて、固定でお世話になっいるお店が、
那覇市内に数軒存在する。

カウンター数席、お任せのみの江戸前寿司
深夜24時からのれんを掲げる、老舗寿司屋
ランチ営業もしている、博多前寿司屋

東京、福岡、北海道、北陸などなど、
美味い魚が食える地域からいらっしゃっている方でも、お連れすると、
「ココで、これが食えるとは!」
と、沖縄で寿司が食えるという意外性も加味されて、
ほぼほぼ満足していただける。

ちなみに、すべてのネタが沖縄で獲れた魚ということではない。
大将こだわりの、季節に応じた旬の魚を、
築地、博多などから空輸で運ばれている。

沖縄3大高級魚と言われているのは、
アカマチ(ハマダイ)、アカジン(スジアラ)、マクブ(シロクラベラ)。
石垣地方では、これに、タマン(ハマフエフキ)を加える。
マグロ、カツオとあわせて、ぜひ、沖縄でお召し上がりいただきたい。


那覇空港内4階の寿司屋では、変わり種寿司として、
ゴーヤー、ナーベラー(ヘチマ)、ミミガー(豚の耳の皮)など、
観光客を一本釣りするために開発したであろう、
『これぞ沖縄(ガイドブック仕様の)』というネタが味わえる。

“沖縄魚不味い説” を未だに信じている方、
海人Tシャツを国際通りで調達した後、ぜひ、そちらへどうぞ。

るるぶ片手に
「私、沖縄に行ってきたの、キャハッ」感は、
十分演出できるはずである。

 
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