名レフェリーのこと。
“スメラー” 警報発令中。
読破したいモノがいくつか溜まり、
某ファストフード店で、茶をしばく。
沖縄県は、人口10万人あたりの
ハンバーガーショップ店舗数が、日本No.1
らしい。
と、同時に、
県内のファストフード店は、
日本屈指の “スメラー” スポット、
であると思う。
(胡散くさい臭をムンムンに放つ)
“スメラー” さん達との遭遇率が高い。
類は友を呼ぶ!?
なぜこうも引き寄せてしまうのか・・・。
今日も、また “スメラー” さんが隣の席に。
ご丁寧にも、左右のサンドイッチである。
アーメン。
赤コーナー ♪
40代後半であろう男性が、
同じく、40代後半であろう男性に、
延々と、
『金が儲かる方法』を諭されている。
青コーナー ♪
50代前半であろう女性が、
(社会人1年目?)20代前半であろう女性に
延々と、
『金が儲かる方法』を諭されている。
赤
「もっと幸せになりたいと思ってないですか?」
青
「そのためのテクニックがあるのよ」
両コーナーとも声がデカイ。
デカ過ぎる。
『猪木 vs アリ』ばりの互角の戦いだ。
全く集中できない。
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なぜファストフード店でやるのだ。
とっておき、秘密のノウハウじゃないの。
そんなに大声で話して良いのか。
あなたのコンペティターが、私の隣にいますよ!
ルートビアお代わり、至急廃止してください。
(私、飲めないし)。
“スメラー”さん達、一向に帰らないじゃん。
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しばらく悶々とする、私。
赤
「来週もまたココで密会ですね」
青
「今日の感想をこれ(変な紙)に書いて」
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これで、やっと集中できる
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“スメラー” バンズ
に、挟まれた状態から解放される気配に、
ホッと胸をなで下ろす、私。
その向かい側で、
仲睦まじそうなファミリーが、
食事を愉しまれていた。
子(小学生低学年くらい)
「ママ、○○(自分の名前)も、読書感想文したけど、お金持ちなれる?」
母
「(笑)。○○(子の名前)は、お金持ちになりたいの?」
父
「お金がないと何もできないっていう人は、
お金があってもきっと何もできないんだよ」
母
「忙しいからできない、って言うパパも一緒(笑)」
父
「だね(苦笑)」
静まる店内。
カンカンカンカンカン ♪
(試合終了のゴング)
そそくさとリングから退散する、“スメラー”さん達。
聴こえてたかな。
ナイスレフェリー。
ジョー樋口(子)&タイガー服部(母)、
そして、ミスター高橋(父)と名付けよう。
参りました。