なんやかんやで、沖縄。

沖縄生活6年目。ゆるりと日常を綴っていきます。

胡散臭さのこと。

なんちゃらセミナー
なんちゃら交流会

毎週のように、沖縄県内のあちらこちらで、
“胡散臭い” イベントが開催されている。

それらを仕切る怪しげな人たちのことを、
歩きながらムンムンの胡散臭さを放つ者、
名付けて「ウォーキングスメラー」と、勝手に呼んでいる。

沖縄移住して、開業(というパターン多)。
必死で、若者たちに、仲間になろうぜアピールをされている。
刺激臭がハンパない。

スメラーには、“自称コンサル” みたいな方がウジャウジャいる。
学生に毛が生えたレベルの人たちから、
どっかのビジネス本を完コピされた皆さんまで、その合言葉は、ノマド
この時期は会費制でよく、ビーチパーリー(海沿いでのBBQ)を開催されている。

良くも悪くも狭い沖縄。
気を付けてはいるのだが、時折、スメラーの皆さんと遭遇。
飛び込みセールス等にあい、巻き込み事故を起こしてしまいそうな時がある。
ほんと、恐ろしい。

もちろん、すべてのイベントが、スメラーに汚染されているわけでない。
自分にとって、会社にとってプラスになるものも数多く存在している。
要は、それを見極める『眼力』が、沖縄では必要なのである。


私は、身元の知れぬ、いわゆる、異業種交流会的なもので、
名刺をバラまくリスクを冒すより、飲み屋のカウンター繋がりで、
色んな人たちとお逢いする方が、何倍も良いと思っている。
特に沖縄は、人種のるつぼ、の街。
思っても見ない方とご縁ができ、その繋がりで仕事に発展したケースも多々ある。

美味い飯、美味い酒は当然、マスター、スタッフの皆さん、
その場でたまたまご一緒した方々との会話も大きな魅力であり、
時間も金も掛け、私が、外で、カウンターで、食事をとる目的のひとつでもある。

業種も年齢も出身地もバラバラ、
直属の部下でも上司でもない方たちと
「ここの料理が、この店が、このマスターが好きだ」
という共通点だけで、
フラットに色んな会話ができて面白い。

どこどこに新しいお店ができましたよ、という、何気ない会話から、
(多少、酒が入っている場ということもあり)
時には熱く語り、説教をされ、説教をし、そのうち、
段々とその人の “ひととなり” が理解できてくる。

「ここの料理が、この店が、このマスターが好きだ」は、
固定のジャンル・エリア等に縛られていない。
それらの楽しみ方が共通であるがゆえ、ひとつのお店だけではなく、
あちらこちらのカウンター席で、バッタリとお逢いする。
これがまた楽しい部分でもあり、
「もう一軒」とついつい深くなってしまう理由でもある。

仕事をとろうとギラギラMAXの
“自称コンサル” スメラーは、そういう場所にはあまり出没しない。

しっかりと実績を残されている方は、
むしろ、ご自身の仕事・身分等を伏せられており
(というか、飲みに来てるのにわざわざ自分から言わない)
あとから知って、
「え??そんな仕事されてたんですか?」
「ありゃ、偉い人だったんですね、ビックリ」
ということが多い。

口が裂けても、“コンサル” なんてセリフは自ら出てこない。
マスター等を通じてご紹介いただき、漸く『昼間の顔』をうかがい知れるのである。

 

沖縄県は、開業率、日本No.1
同時に、廃業率も、日本No.1

中小企業白書(2014年版)規模別都道府県別開業・廃業件数」

によると、
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低い所得水準や高い失業率の一方で、
所得の増加と社会的貢献を目的とした強い達成意識を背景に、
相互扶助の精神や共同体意識が残る沖縄社会は、
相対的に親族・知人等に依存した自営業の選択を容認する環境にある
ーーーーーーーーーーーー
と、記されている。


なんちゃらセミナー
なんちゃら交流会

スメラーに群がる皆さんの十八番。
今まで何度も聞いてきた「知り合いに誘われたから」というフレーズ。

それ、ホントに大丈夫ですか?

会社勤めは、悪ではない。
そして、開業とは、そんな簡単なものではないのである。

『眼力』に自信のない方。
「美味いものは人を幸せにする」
という原理の元、様々な方達と触れ合え、
人々の幸せそうな(おいしい)表情が垣間見られる “カウンター席” へどうぞ。

 
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