なんやかんやで、沖縄。

2年の海外駐在を経て帰沖。沖縄生活8年目。ゆるりと日常を綴っていきます。

サイパンのこと。

日本一人口の多い村、沖縄県読谷村

『よみたんそん』と読む。
残波岬と世界遺産・座喜味城が、名所。
読谷山花織・焼き物など伝統工芸も盛んで、
『やちむんの里』として、
多くの窯元を抱える地域でもある。

そんな読谷村に住居を構える
C夫妻のお宅へお邪魔してきた。
旦那は、私と同級生。
毎年恒例の “読谷会” である。

C夫妻と最初に出逢ったのは、サイパン
ダイビングを通じて知り合い、
彼此、10年近くの付き合いになる。

私が、初めてサイパンで潜った際、
ガイドとしてアテンドしてくれたのが、彼ら。
当時はまだ結婚されていなかったが、
私がサイパンへ飛ぶたびに、昼だけではなく、
夜の宴まで、どっぷりと共にしていた夫妻である。

ご縁とは面白いもので、彼らも、
サイパンから東京へ帰国し、その後、沖縄へ。
旦那は、今でもダイビングインストラクター
として活躍されている。


振り返ってみると、あの頃が、
人生で最も潜っていた時期かもしれない。

金曜日の定時ダッシュで、成田まで。
空港で器材を受け取り、ラウンジで早着替え。
21時40分発のノースに飛び乗り、一路、サイパンへ。
土曜の深夜に到着し、午前午後で3本潜り、
夜は、ショップメンバーと大宴会。
日曜は、早朝6時から海へ入り、午前で2本。
その日の深夜にサイパンを出て、月曜早朝に成田着。
再び、空港から器材を発送し、早着替え。
そのまま出勤、おはようございます!
なんて、生活を送っていた。

「仕事に穴を開けられない、でも潜りたい!」
そんな欲求を抑えきれず、
沖縄を含め、東京から3時間前後で飛べる
エリアに週末のたびに飛んでいた。
ダイビングインストラクター取得に向けて、
ランクアップ講習も受けていたので、
グアムは、ほぼ毎月。
年間10回以上出入り。さすがに怪しまれ、
毎回イミグレで止められていたことを想い出す。


「あの頃は、若かった」
「弾丸生活だけは、昔から変わってないね」
なんて、話をしながら、
デパ地下で買い漁った惣菜を摘まみつつ、
今年もワインを煽った。

C夫妻、お邪魔しました。
あぁぁ、久々に、サイパンで、ひと潜りしたい。

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かんぞうのこと。

祝・10周年。

 
人口10,000人あたりの飲食店数日本No.1の沖縄県
 
そんな競争の激しい中、私の身近で、
今年、10周年を迎えられるお店がある。
(それも4店舗も!)
 
創業してから、何年間事業を継続できるかという
“企業生存率” なんて言葉も出回っているが、
10年続くって、スゴイことだなと思う。
 
ほんと、おめでとうございます!
 
会社イベントに伴う各種ケータリング、
急な来客対応などで、普段から、
色々と無茶なお願いをしていることもあり、
周年祭を開催されようが、されまいが、
極力、お祝いごとのタイミングには、
顔を出すように心掛けている。
 
が、ここのところ、行ったり来たりで、
すべての会にお邪魔するのが難しくなってきた。
どうやって時間を捻出するか?
極力多くの場所に行けるよう、どう組み立てるか?
が、今の悩みのタネである。
 
 
お店を通じて、お逢いした皆さんも、数知れず。
今、楽しい沖縄ライフを送れているのは、
そんな方々がいてくれたおかげだな~と、
つくつぐ、思う。
 
サラリーマンではなく、個人事業主として、
日々、奮闘されている様々な苦労、想い、
これからの展開などの話を伺い、
色んな刺激を貰いながら、美味い酒を煽る。
 
業種は違えど、抱えてる問題とか、悩みとか、
やりがいとかって、共通する部分も多いな、
と、感じられることは、
自身のバランスを保つ上で、とても大切な時間。
「で、俺ってどうなの?」と、
冷静に自分を振り返ることができているのも、
きっと、彼らがいてくれるからなのである。
 
 
「毎日、飲んでて良いですね〜」
 
そもそも毎日飲んでるわけではないのだが、
よく言われる、このセリフ。
そして、その後に続くのは、だいたい、次のくだり。
 
「最近忙しくて、全然飲みにも行けてないすよ」
 
し・ら・ん・が・な。
アナタと全く同じ、1日24時間という中で、
その時、誰を、何を優先すべきか、
どこに行くべきかなどを判断して、
予定を組んでるんですが。
アナタのスケジュール管理能力がないか、
半日くらいボッーとしてるから、
そんな時間も取れないんじゃないすか?
と、心の中で思うのである。
 
こういう方に限って、自分が幹事になったり、
仕切らざるを得ない状況になった際、慌てて、
「どっかオススメないですか?」と、
一方的な、問い合わせしてくる。
この感覚って、なかなか伝えるのが難しい・・・。
 
 
過去何度か書いた、『オススメ教えてちゃん』。
“ぜひ行ってみて!とオススメしたい方”
“一切、回答したくない方” 
との違いは、こうである。
 
●前者
・そもそも関心や興味があるので、 
   自分で、○○(ジャンル・エリアなど)へ
   行ってみたいという、希望があり、
   緩やかに方向性が定まっている
 
・当然、ある程度調べられていて、
  「 ○○(店名・エリアなど)ってどうですか?」
   という評判尋ねる形式の問い合わせが来る
 
・情報を貰うことだけが目的ではなく、
   どこかでタイミングをあわせて、
   一緒に飲みましょう、お茶しましょう  
   とお誘いをいただくケースが多い 
 
・相互に近況報告をする中で、
   こちらもたくさんの情報を得られる
 
・1回だけに限らず、来沖するたびに、
    その場所(店)に訪れ、
    すっかり店主の方と仲良くなっている
    そして、それを周りにも波及し、
    客が客を呼ぶ素敵なループになっている
 
 
●後者
・何かしたいか、食いたいか、
    すべて、ノーアイデア
 
・1ミリたりとも、自分で調べていない
 
・日付、時間、滞在エリアなど、
    必要最低限の情報さえ送ってこない
 
・人から情報だけもらって、後は、ノーレス     
  (そもそも行ったか行ってないのかも不明)
 
・たぶん、文面をコピペして、
    他にもいろいろ聞いているんだろうな的な
 
 
情報はタダではない。
オ・イ・シ・イ・ところだけ、頂戴 ♪
なんて、甚だ図々しい。
 
自分の時間・金・足を使って探しなさい。
人生、肝臓を張ってなんぼなのである。
 
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外観のこと。

栄町。さかえまち。Sakaemachi.

研修旅行の名目!?で、九州へ飛んでいた
オーナーシェフとソムリエ。
 
彼らに無理矢理、調達をお願いしていた
長崎県匠寛堂のカステラをピックアップしに
久々に、栄町までやって来た。
 
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私が最もお世話になっているエリアのひとつである。
 
ここ数年で、ガイドブックなどでも
紹介されるようになり、日本人のみならず、
海外からの観光の方もお見かけするようになってきた。
 
今もなお、日々変化する、素晴らしきハシゴ酒の街。
沖縄フリークが多い、私の周囲の皆さんにも、
テッパンで喜んでいただける、大好きな場所である。
 
うぅ〜ん、やっぱ、テンション上がる。
 
「さぁて、ここで、お店紹介!」
と、通常はなるところだが、
グルメブログではないので、それ、やりません。
 
が、外観写真だけ貼っておきます。
あとは、Google先生へ、どうぞ。
(各店の皆さま、綺麗な写真じゃなくて、すみません)
 
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意外に看板って撮ってないな・・・。
まだまだ素敵なお店が、たくさんあります。
続きは、また写真が溜まった際にでも。
 
さぁ、カステラ、カステラ。匠寛堂
今日は手抜き更新をしてしまった、反省。

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三つ子のこと。

「おはようございます!」
「こんにちは!」

 
新卒採用や、業界が取り組むキャリア教育などで、
沖縄県内の各学校にお邪魔する機会が増えたが、
その際、子供たち・生徒の皆さんから、
驚くほど元気な声で挨拶をされる。
 
『知らないオジサンに話しかけちゃダメ』
の部類に、堂々とランクインしている私。
 
え??見ず知らずのオッサンに
そんな爽やかな笑顔で、挨拶をしてくれるのぉっ
 
と、まいど、感動して気絶しそうになる。
 
 
当たり前っちゃ当たり前なのだが、
普段、自分がなかなか出来ていないこと。
(無駄に歳だけとっている)大人として、
何だか、恥ずかしくなってしまう。
 
学校訪問時だけではなく、
ご近所の子供たちも、同様。
すこぶる元気な声がこちらに飛んでくる。
 
出生率が、日本No.1の沖縄県
地域で育てるという文化が残っているから?
この土地の風土がそういう子供たちを育むのか?
とても、不思議である。
 
 
多分、夢ではないと思っているのだが、
私は、2歳くらいからの記憶が断片的に残っている。
 
幼い頃から、親の仕事の関係者など
たくさんの知らない大人たちに囲まれていたので、
私は、全くと言って良いほど、人見知りをしない。
(いやいや多少はしましょうよ、と迷惑なくらい)

国内外、あちこちに連れて行かれた覚えもあるので、
知らない土地に行くことも、
知らない方にお逢いすることも全く抵抗がない。
それどころか、
どんな素敵な出逢いが待ち受けているんだろう?と、
異様にテンションが上がってしまう。
 
ただ、こんな透明、かつ、無邪気な笑顔で、
分け隔てなく、大人たちに挨拶を、
元気な声を、掛けていたのであろうか?
と、振り返ってみると、・・・・・・である。

所謂、赤ちゃん言葉や、子供扱いする話し方を
一切されていなかったこともあり、
(自我が芽生えるのも早かった気が)、
子供ながら、なんとなく、その空気感で
 
●大人たちがどんなことを話しているのか
●楽しい話なのか、そうでないのか
●それぞれの関係値、力関係
●あっ、今、マウンティングしてる
 
などを、感じ取っていて、
 
●どのタイミングで泣けば良いか
●どの人の前で転べば良いか
●誰に甘えたフリをすれば良いか
●とりあえず、このタイミングは、笑っとけ
 
を、すべて計算してやっていた気がしてならない。
実に嫌な子供だったのである。
(『三つ子の魂百まで』。あっ、今も)
 

「沖縄で生まれ育ったら、違う性格だったのかな」
「いや、多分、変わらないな」

沖縄新規赴任者の “ぬか床” 着工式を無事に終え、
漬物臭を漂わせながら、そんな自問自答をし、
明日の学校回りの準備に取り掛かっている。

淀んだ目元、パンパンにむくんだ醜い笑顔、
天龍源一郎ばりの滑舌と酒焼け声で、
「2bm△$♪vjg¥●%(おはようございます)」
と、絞り出す羽目にならないように・・・。

また、心の中で、叫んでしまいそうだ。
「そんなキラキラした目でこっち見ないで」と。

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着工式のこと。

 “ぬか床” の引き継ぎ。

沖縄駐在員あるある
として、恒例で行われている伝統儀式である。

東京などに帰任される際、
 “ぬか床” を、後任者に引き継ぐ。

沖縄で食えないモノの一つとしてあげられる、漬物。

居酒屋メニュー定番の
●漬物の盛り合わせ
●キュウリの一本漬け
●ナスの浅漬け
などを、県内の飲食店で見かけることは稀である。

ぬか漬けを食べる習慣があまりないせいか、
スーパーの漬物コーナーの品揃えも薄い。
移住前は、南国という気候柄、
沖縄県=保存食が充実していると思っていたが、
実に意外であった。

結果、
「食いたきゃ自分で作るしかねぇ」
ということで、せっせと、
 “ぬか床” をかき混ぜる日々を送ることになる。

都内では、漬物専門の居酒屋や、
漬物barなども出てきているようで、
京都人としては、羨ましい限り。

明日は、この10月から赴任したメンバーの
歓迎会、かつ、新 “ぬか床” 着工式。

歓迎の品(野菜)を買い出しに行かねば、
と、慌てて、スーパーへ走る日曜夜である。

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雨の日のこと②。

ここのところ、天気が悪い。
冬は、ひたすら、どんより空が続く、沖縄県

年間通じて、ず~っと、泳げると思われがちだが、
もちろん、ビーチもクローズとなる。

よって、
「ワーイ!青い海、青い空、常夏のOKINAWA♪」
を、期待してきた方々から、

「で、雨の日、何すりゃいいの?」

という、不機嫌な問い合わせが、
増えてくる季節に入った(あぁ~嫌だ嫌だ・・・)。


雨の日のこと。』でも書いたが、
「私は、ダイバー。雨だろうが、潜っちゃいます!」
という方以外は、

●ひたすら、飲む食うのハシゴツアー
●お笑い・演劇等のエンターテインメント観戦

などを楽しんでいただきつつ、
工場見学へ行ってみては、いかがだろうか。


名護市にあるオリオンビール工場を筆頭に、
泡盛の酒造所、塩工場など、
無料で、見学できる施設がいくつか存在している。


スタメン選手のこと。
スーパーのこと。』で、ご紹介した、
じゅーしぃの素、タコライス
ソーキ汁などの琉球料理シリーズを展開されている
沖縄ハム総合食品さん。

ガラス張りになった工場内で、
ハム・ソーセージの製造工程が見学できる。

平日のみ(土・日曜・祝祭日は休み)。
お中元・お歳暮の繁忙時期は、見学不可だが、
場所が、読谷村なので、
北部ステイの方には、もってこいかと。

なお、工場内は撮影禁止。


那覇ステイの方は、上間菓子店さんへどうぞ。

“スッパイマン” という、
甘酸っぱい乾燥梅のお菓子を製造・販売。
TVCMも流れているほど、メジャーな企業である。

日祝祭日は、休みだが、土曜日はやっている。
少人数の場合、予約不要で、飛び込み見学がOK!
10名以上の団体予約も可能で、那覇空港も近い。


「ったく、せっかく来たのに天気わりぃーし!」

と、ホテルに籠って、
“酸っぱい顔” をしている暇があれば、外に出よう。

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大当りのこと。

今年は、当たり年。

国土交通省航空局『平成27年度 航空旅客動態調査』。

離陸後、機内で、CAさんから調査票を配られ、
半ば強制的に回答させられる、この調査。

“今後の航空政策の企画立案に活用するための資料”
と、なるらしい。

今年の調査日程は、10月の2日間のみ。
年に、たった2日しかやってないのに、
見事、その2日とも、機上のオッサンであった私。

「機内での貴重な作業時間を奪わないで」
と、思いながら、しっかり2回とも回答。

大当り。俺は、ラッキーなのだ!
と、プラスに捉えることにした。


調査と言えば、旅行者向けサイト
『The Guide to Sleeping in Airports』が、
サイト利用者に各空港施設の評価を尋ねた、
世界の空港ランキングで、羽田空港が、
見事、世界3位に輝いたそう。

シンガポールチャンギ国際空港が20年連続のトップ。
2位は韓国の仁川国際空港、3位が羽田空港
と、アジア勢が上位を独占。

羽田空港は、航空サービスリサーチ会社Skytrax
の2015年版・世界空港ランキングでも、
5位にランクインしている。
(ここでも、チャンギ空港が3年連続世界一)


まいどの弾丸に加えて、
フライトがディレイしてしまった場合、
外で食事をとれる時間がなくなってしまうので、
羽田空港内のお店にお世話になることが多い。

赤組エアライン派、1タミ利用。
時間が掛からない、かつ、
沖縄で食えないモノをチョイスしている。

沖縄で食えないシリーズ。
●日本蕎麦
●天麩羅
●鰻

沖縄にナイナイシリーズ。
餃子の王将様(羽田にはない)
●てんや様

よって、必然的に、到着時に、日本蕎麦。
出発時に、天麩羅、もくしは、天丼。
買い出しする際は、セブン様へ
という、お決まりコースになってしまう。

今回は、天丼てんや様。
羽田空港店限定メニュー『海宝天丼』。

穴子、海老、イカ、いんげん、
ホタテ、鮭が、ワイワイと踊っております。

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コラーゲンのこと。

また東京。
諸々、終えて沖縄へ。

羽田空港の喫煙所で、おそらく
これから沖縄出張に行かれるのであろう
キャリアウーマンらしき女性2人が、
『テビチ』について熱く語られていた。

●右 
磯野貴理子を縦に伸ばして、2回くらい洗濯。
天日干しして、アイロンをかけた感じ。の方。

●左 
新小岩あたりの喫茶店で、ナポリタン大盛りに
粉チーズを山盛りかけてそうな感じ。の方。


(そういや、今週、久々に『テビチ』食ったな)
と、思い出しながら、家政婦のごとく、
市原悦子気分で、耳を澄ませていた。


貴理子
「見た目は、ちょっと・・・だけど、美味しいよ」

ナポリタン
「足でしょ?味の想像がつかない〜」

貴理子
「コラーゲンの塊だから、絶対食べるよ」

ナポリタン
「女2人で、豚足くださいって注文するの?」
「ちょっと恥ずかしくない?」

貴理子
「テビチください、って言えば大丈夫」


テビチ、テビチ、テビチ。

『テビチ』=『豚足』
と、訳されることが多いが『テビチ』は、料理名。
『手引き』の訛りで、“煮込み料理” を意味し、
本来、豚足という部位そのものを表す
言葉ではないらしい。

正確には、『テビチ』ではなく『ティビチ』。
豚足を “使わない” 煮込み料理も、
『ティビチ(ウティビチ)』と言い、
豚足の煮込み料理は、
『足(アシ)ティビチ』と呼ぶそう。

また、同じ豚足でも、
足先(ヒヅメ)の部位だけを指す
『チマグ』と呼ばれるモノもある。

たかが足、されど足。
意外に、ややこしいのである。

沖縄で、豚足は、おでんや汁物、
煮付け料理にして楽しまれていることが多いが、
私は、“焼き” か、“揚げ” をオススメしている。
表面カリッカリ、酒のアテとしては抜群。
骨付きで提供される。

ナポリタン
「へぇ〜、テビチって言うんだ!」

貴理子
「去年行った時は、6頭分位、食べたかも」

貴理子さん、ナポリンさん、思う存分、
豚足に、むしゃぶりついてください。
今回は、頭数二桁超えされることを
陰ながらお祈りしております。

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スーパーのこと。

今日は、沖縄。

 
昨日の早朝便で那覇に戻り、2週連続で、
結婚式(うちなー式)にお邪魔。
 
連日の移動と気温差で、疲労MAX
『TORA TORA TORA』
の軽快なユーロビートに乗って、
“DANGER DANGER DANGER” 
との囁きが、そろそろ聞こえてきそうである。
 
明後日からの再びの出張に備え、
頼まれモノを買い漁りに、久々にスーパーへ来た。
 
沖縄県のスーパーは、
深夜まで営業しているお店も多く、
会社帰りのこの時間にも立ち寄れ、非常に助かる。
 
今回の “アレ買ってきて” オーダーは、
玉木製菓さんの『梅小亀』せんべい。
 
一度食べだしたら止まらない。
梅味が、オススメである。
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さすが、沖縄フリークのS氏。
目の付け所が、違う。
 
め・ん・ど・く・せ・え
ね・っ・と・で・か・え
 
と、言いたい気持ちをグッと堪えて、
せっせと発送用の段ボールに詰め込んでいる。
都内同様、沖縄でも、
ほとんどのスーパーのレジ袋は、有料。
 
スーパー来たついでに、
で、書いたアイテムの現場写真を貼っておこう。
 
●塩
こんなに種類いっぱい。
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●じゅーしぃの素
タコライスもあるよ。
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●ポーク(ランチョンミート)
TULIPのうす塩。
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●くるま麩
長い。カットしてるモノもある。
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今日の発見。
オキハムの琉球料理シリーズに
『沖縄風おでん』が、あった。
 
ちなみに、沖縄のコンビニでも、
“おでん” は、売ってます。
冬は、それなりに、寒いのです。
 
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持ち物のこと。

シンプル イズ ベスト。

海外渡航の場合、
荷物が少なければ少なくなるほど、
税関で止められて、あれやこれやと
聞かれる確率が上がる。

やっぱり、私、怪しいのであろうか。

もともと、荷物は少ない方なのだが、
一度、訪れたことがある場所に、再訪する場合、
ほとんど手ブラに近い状態になる。

持っていくのは、カバン一つ。

●財布(クレジットカード&現金)
●スマフォ・Pad&充電器(必要な時は、PC)
●ペン&メモ帳
●マスク
●サングラス
●飴
●本
●自宅の鍵
●最小限の着替え

海外渡航の場合は、上記にプラスで、

●パスポート&そのコピーを何枚か
●エアチケット

程度。

よほどの長期にならない限り、
カバンが二つになることも、
スーツケースが登場することもない。

必要になれば、現地で調達すれば良し。
洗濯乾燥機が備え付けてあるホテルも多いので、
現地で洗えば良い。

ただ、俗に言う、“バックパッカー” とは、
ちょっと違う、と自分では思っている。

『宿を予約していない』
『なんなら、空港で寝る』
なんてことは、皆無。

弾丸が多く、時間を無駄にしたくないので、
当然、『何をするかもノープラン』
ということはなく、
分刻みではないが、ゆるゆるでもない、
私にとって、ちょうどよい塩梅に予定を組んでいく。

『○日○時に○○で○○を食う』
とまで、ガチガチには決めていかないが、
『滞在期間中、名物の○○は食いたいな』
『○○だけには、行っておきたいな』
くらいの目星は、付けていく感じ。

もちろん、現地の下調べ、それに伴う手配関係は、
事前にきっちりと行っている。


10代~20代前半の若かりし頃は、
かなり綿密に計画を立て、
“念には念を” ということで、
相当な荷物持ちだったが、ひいこらひいこらと、
空港まで重い荷物を引っ提げるのが嫌になり、
そのうち、自宅から空港(または現地)まで
荷物を発送するように。

「うぅーん、身軽」
「最初から送れば良かった、楽チン」

しばらくは、そんな風に感じていたが、
荷物引取り&受け取りの日程調整の手間、
自宅で待機しなければならない
という拘束感がある割には、
送ったものの、結局、使わないことが多く、
それもアホらしくなり、
徐々に荷物が減っていった。

当時は、同じ場所に同じ期間、同じ目的で行くのに、
自分より明らかに荷物が少ない友人を見て、

「え??荷物そんだけ?」

( “念のため” の想定してないでしょ?)
(後から、必要になっても知らないよ)
(困っても、ぜってぇー、貸さねぇー)

と、人として、
“クズ” レベルのことを思っていたが、
そうなったらなったで、どうにかなる、
というか、自らどうにかするもので、
今、振り返ると、彼らの方が、すこぶるシンプル、
いろんな意味で自由度が高かった気がする。

荷物の多さ、ということではないが、
歳を重ねれば重ねるほど、
極力、シンプルでありたいな、
と、思うようになってきた。

追われる毎日を送っていると、
気が付けば、余計なものばかりが増えている。
そして、ここぞというときに、それらが足かせになる。
なんてことが、ある。

いつでも、身軽で、
フットワークの軽いオッサンでありたい。

3分でパッキング。
さて、チェックアウトし、早朝便で、沖縄へ・・・。

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空弁のこと。

再び、東京。
から、また移動。今晩は、神奈川ステイである。

沖縄の日常を、ゆるりと綴ると宣言しながら、
あまり沖縄にいないという矛盾に悶絶しつつ、
頻度が高めの、那覇空港ネタ。


「オススメの空弁、至急」

先日、とある先輩から、
「ほほぉ~、とうとうここまで来たか」
と、思えるお問い合わせをいただいた。
何やら、今月末に、
那覇空港乗り換え→離島に渡る予定らしい。

なぜ至急なのか?
は、置いておいて
空港内の売店をお知らせしたところ、
「ビジュアル、至急」
という追加オーダー。

なぜ至急なのか?
なぜビジュアルが必要なのか?
は、置いておいて、
またもや、那覇空港へ、レッツラゴー!
だったので、急ぎ、何枚か画をおさえてきた。

正確に言えば、“空弁” と銘打って、
販売されているものではないが、二か所ほど。

その①『コンビニ シャロン
1階到着ロビーJAL側。
朝7時から営業。
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その②『サンカクマート』
3階チェックインロビーANA側。
朝7時30分から営業。
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いずれも、米の上にもオカズが乗った
『うちなー弁当(沖縄弁当)』
を中心にラインナップ。

数社の納入ベンダーさんから
弁当を卸してもらっているようで、
安くは、200円代のモノから、
わりと幅広めに、取り揃えられている。

空港職員の方の利用が多いが、
観光客の皆さんが大好きな、
『ポーク玉子おにぎり』もあり。

両店舗とも、手荷物検査場の外なので、
離島便乗り換えの場合、一度、
到着出口から出ていただく必要あるが、
搭乗ゲート周辺にあるショップの “空弁” よりも、
『沖縄感』『地元感』『手作り感』
を、味わっていただけるのではないかと。

空港内には、某大手コンビニも存在しているが、
『選ぶ楽しみ』は、この2店の方が上だと思う。


おぉぉぉ・・・、今回、禁じ手としていた、
“写真を載っけるだけ” の内容スカスカ、
中身空っぽブロガー風のお届けになってしまった。

M先輩、「“至急”、寿司奢り」でお願いしますね。

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モーニングのこと。

グッドモーニング。

 
朝食ミーティングの準備で、
早朝6時から、朝練の高校生、地元の主婦に混じり、
せっせと、パンを買い漁っている。
 
傍から見たら、
完全に怪しいオッサンである。
 
来客対応・会食などに加え、
出たり入ったりの出張が増えると、
昼は、オフィスにベタ付きで、
不在時に発生したタスクを、あれやこれやと。
夜は夜で、日中で溢れた外部打ち合わせが
押し寄せてくるので、
どうにもこうにも身動きがとれなくなる。
そして、必然的に、
朝の時間が、だんだんと早くなる。
 
そんな時に困るのが、沖縄県は、
早朝営業のお店が、まだまだ少ないこと。
 
ここ最近、那覇市内中心部では、
アサイーボウル・パンケーキ、
エッグベネディクト・スムージーなど、
朝から食べられるお店も増えてきたが、
早くても、7時半~8時のオープン。
 
ニワトリ級の生活を送るオッサンにとっては、
「え?もうオフィスいますけど」
の時間になってしまい、
「こんなにアナタを求めているのに・・・」
「あとちょい早く開けていただけたら・・・」
思わず、『すれ違いの純情 』のサビのメロディーが、
駆け巡ってしまうのである。©T-BOLAN
 
 
車社会だから???
そのニーズが少ないのであろうか。
 
24時間営業の “うちなー食堂”(沖縄食堂)、
ステーキ屋などは存在するが、いわゆる、
『焼き魚・納豆・味噌汁』的な和朝食、
『トースト・ゆで卵・ソーセージ』的な洋朝食、
を、食えるお店がほぼ皆無。
 
“パンの消費量日本No.1”
の、京都出身者の私としては、
朝の代名詞 “パン屋” さんも、
圧倒的に、沖縄には足りない気がしている。
 
喫茶店・カフェなど、朝イチから、
コーヒーを飲みながら人と逢ったり、
9時アポまでの時間に、
サクッと、ひと仕事片付けられる場所を
見つけ出すのも、至難の業。
 
 
よって、以下の問い合わせはご遠慮いただきたい。
「朝飯食えるところある?」
「朝、どっかでお茶しながら打ち合わせる?」
 
速やかに、
朝食付きホテルにお泊まりください。
ロビーかラウンジでやりましょう。
 
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振り返りのこと②。

祝2ヶ月。増24ネタ。計63本。
脱落せずに、書き続けられている。

9月25日・29日・10月2日の3日間、
更新が止まってしまったことが、反省。

9月&10月と、来客対応に加え、沖縄を出たり入ったり。
バンコク・香港・東京・京都・福岡と、
沖縄県外で執筆するシーンが多かった。
(↑言い訳)

執筆途中のネタはあったのだが、
両日とも、PCを叩きながら、寝落ち。
起きたら、キーボードの跡が顔面にクッキリ、
“見るも無惨なクソジジイ” と、いう状態。

念書上は、『更新が5日以上あいたら罰金』
と、記しているので、何とか
金だけは、巻き上げられずに済んでいる。

ということで、先月に引き続き、
「振り返り」という名の手抜きの回。
さぁ、いってみよう!


終わりなき旅のこと。
スローライフのこと。
浅はかさのこと。
カリスマのこと。
初めてのおつかいのこと。
グルクンのこと。
スタメン選手のこと。
衣替えのこと。
しんぞうのこと。
海のこと。


fシェア数、上から10ネタを降順に並べてみた。
(本日時点の数字)。


大それたテーマのネタではなかったが、

終わりなき旅のこと。
1秒1秒を無駄にしなくないよね
また逢いたいと思われる生き方をしたよね
逃げたら一生その生活

スローライフのこと。
外に行った方がいいんじぇね
自分を追い込まなきゃ終わりでしょ


の、私、生意気にもこんなこと思ってます。

しかも、それを上から目線で、長々と綴っちゃてます。

“キモイ” シリーズの2本が、
数字上だけではトップツー。

「僕も、スメラーと逢いましたよ」
と、お声掛けいただくことも、しばしば。

続いて、
浅はかさのこと。
ちゅら〇〇のアホのひとつ覚えネタ。
皆さんの身近にも、パクリ企業があるんですね、きっと。


カリスマのこと。
人気美容師さん奪い合いの図
グルクンのこと。
沖縄、魚採れるぜ、食えるぜ
衣替えのこと。
年中南国じゃないのよ、沖縄冬は寒いのよ

の、実は、沖縄こうなんですシリーズ。

意外なところで、『スタメン選手のこと。
私が買うモノを、ただ列挙しただけの回。
特に目新しい内容はなかったのだが、
沖縄土産って何が良いの?
知りたい需要はまだあるのだろうか。


2ヶ月書いて、ふと、
自身のボキャブラリー貧困さ、に驚愕。

改めて読み返してみると、
執筆のトーンも、ワンパターン化してきた感が満載。
各回のネタに応じて、
色を変えて書いているつもりだが、やはり、
自分の文章の “癖” みたいなモノがあるなと。

某女性ライターの方には、
「〇〇さん(←私の名)の書いたモノは、“文章が笑ってる”」

と、言われてしまった。

訳すと、「ぐふふ、アンタ、薄っぺらいよ」
という、意味合いだと捉えた。

確かに、、、、そんな感じがする。

これでは、自分のことを棚に上げて、
「もっと精進しろ」
「もっと勉強しろ」
と、周囲に偉そうに言えなくなるではないか。

『指を自分に』
はてさて、これから深みは出てくるのか。
自身との戦いは続く・・・。

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都市伝説のこと。

最低気温が、22℃ まで下がってきた。

「夏が終わってしまう」
幾許かの寂しさを感じながら、
この夏最後の来客ラッシュ対応中。

先輩、後輩、同級生。
「走馬灯って、このこと?」
と、思うほど、毎日ハシゴで、
色んな方々とご一緒している。


沖縄生活6年目。
体育の日を挟んだ、3連休を
沖縄で過ごしたのは、実に初年度ぶり。
(1日だけ日帰り福岡だったが)
今回、初の『那覇大綱挽まつり』
にも、足を運ぶことが出来た。

沖縄の大動脈である、国道58号線
東京で例えるなら、丸の内~霞ヶ関、
銀座四丁目、渋谷あたりを丸ごと一緒にした
那覇市内中心部の久茂地交差点を封鎖。

正直なところ、
レンタカーで沖縄観光を楽しまれる観光の方や、
連休の稼ぎ時、
お客の送迎を行っているマリン業界の方にとって、
「道路封鎖って、なんて迷惑なイベント。空気読め」
と、思っていたが、
実際に会場に行ってみると、
老若男女、国籍問わず、皆さんが楽しんでる様子、
その熱気に「なるほどね」と納得。

地元の方、観光客のみならず、
米兵を始めとしたアメリカ人、
ドイツ語やフランス語を話すヨーロッパ人、
中国、台湾、韓国など周辺アジア諸国の方々、
ここは、日本ですか?
というくらい、ハイテンションな外国人だらけ。

彼らの勢いに便乗し、私も、ちゃっかりと、
ギネス認定を受けた
世界一の大綱挽の上に乗せていただき、
それなりに、まつりを楽しんでしまった。

そんな様子もあってか、
この連休でお迎えした方々からは、

「外人さん多いね!」
「沖縄は、〆のステーキでしょ?」
「アメリカンなステーキを最後に食いたい」

と、ケンミンショーネタの猛プッシュ。

おかげで、
肉ばっかりを食った3日間であった。


“〆のステーキ” は、都市伝説。

事実、ここ最近まで、私自身も、
“〆のステーキ” 体験はしたことがなかったし、
移住者・沖縄の方問わず、私の周囲から、
「“〆のステーキ” でも行きますか?」
なんて、セリフは聞いたことがなかった。

あくまでも、私が想像するに、

●遅くまで開いている店がない中で、
 ステーキ屋は、割と遅い時間まで営業
●都内に比べるとラーメン店が少なく、
  〆のラーメン文化が根付いていない
(ここ最近は増えてきたが)
●24時間営業の有名な、
  うちなー食堂のメニューに、ステーキがある

と、いう事象が脚色され、
“〆のステーキ” という
都市伝説が生まれたのではないかと。


が、これが、
都市伝説ではなくなってきた。

『いきなりステーキ』も沖縄初進出を果たし、
ステーキ店のオープンラッシュ。

昼11時から、朝7時まで営業
という、スーパー肉野郎の強者店も出現し、
連日多くのお客さんで賑わっている。

沖縄は、“〆のステーキ” 
沖縄は、“〆のステーキ” 
沖縄は、“〆のステーキ” 
沖縄は、“〆のステーキ” 
沖縄は、“〆のステーキ” 

ある意味、その言葉に洗脳されるように、
都市伝説が、伝説ではなく、
リアルになってきている感じにビビりつつ、
“〆のステーキ” 
という、沖縄文化形成の一翼を
自分も担っている感じがして(おこがましい!)
ついつい、客を引っ提げ、
スーパー肉野郎の強者店に、
突撃してしまうのである。

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心構えのこと。

うちなー式(沖縄式)。

 
地方それぞれに、
特色が現れるモノのひとつとして、
結婚式が、あげられると思う。
 
沖縄県は、婚姻率が全国2位。
出生率は、41年連続で日本ナンバーワン。
(その分、離婚率も全国ワーストワンだが・・・)
 
そのためもあってか、民放3局では、
結婚式場を始めとした、
ブライダル関連企業のTVCMをよく目にする。
 
沖縄県観光振興課のプレスリリースによると、
今年上半期のリゾートウエディング実施組数は、
対前年同期比 117.7%(928組増)の、
6,159組となり、上半期過去最高を記録したそう。
(平成27年の目標は、15,000組)
 
沖縄県=リゾートウエディングのメッカ』
として、県民だけではなく、沖縄県外、
そして、香港・台湾などの近隣諸国から、
熱々カップルたちを積極的に誘致している。
 
 
沖縄に来て、6年。
ありがたいことに、これまで、
たくさんの結婚式に出席させていただいた。
 
東京時代は、ただテーブルで、
飲んで食って、ワイワイとするだけだったが、
私も、歳をとった?!もので、
ここのところ、挨拶やら乾杯やらを
お願いされる機会が増加。
 
ほんとに私で良いのか?と思いつつも、
沖縄での結婚式に、ご招待いただいた場合、
必ず、事前に確認していることがある。
 
それは、「うちなー式? or 内地式?」
 
どちらの形式で行われるかによって、
準備をするモノ、そして、
『心構え』(笑)が、大きく変わってくる。
 
 
一般的な、うちなー式披露宴は、
 
●招待状は手渡しが多い
●数百人規模の招待客(200人とか300人とか)
●時間が長い
●各自にサーブされるコース料理ではなく、
 円卓の大皿料理(中華屋みたいな回転テーブル)
●乾杯前から、先に飲んでいる
●「祝」と入ったヴァージョンのオリオン瓶ビール
●ご祝儀は、基本、1万円
●礼服ではなく、かりゆしウェアや、
 普通のスーツで出席する方も多数。カジュアル
●次第の中に、プレゼントコーナーがあり、
 それぞれが、記念品を持って、
 ひな壇にいる新郎新婦に渡しに行く
●ステージがある(学校の体育館にあるような)
●ひな壇側(上座)に両親親族、ステージ側に来賓客
●余興(よきょう)のこだわりがハンパない
 ↑これをやるためのステージ
 仲良し同級生が、お涙モノの手紙スピーチをする、
 とか、『てんとう虫のサンバ』(古っ)を歌う
 なんて、生半可なモノではない
●余興の最初は、親族による、かぎやで風(琉球舞踊)
●最後は、みなで、カチャーシー(沖縄手踊り)を踊る
 
と、いう感じ。
 
沖縄の結婚披露宴は、都内のソレとは、
全く異なるモノなのである。
 
こればっかりは、実際に出席してみないと
なかなかイメージが湧かないと思うが、
 
とにかく、
全力で、みんなが楽しみ、
全力で、酔っ払ってる方が出現する
これぞ、“宴” の会。
 
それなりの『心構え』をしていかねば、
まさしく、色んなものに、
“飲まれてしまう” のである。
 
さぁ、お祝い。
今日も、全力で、いくとしますか。

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