なんやかんやで、沖縄。

沖縄生活6年目。ゆるりと日常を綴っていきます。

ヤギのこと。

「 “ヒージャー” と “シージャー” だけは間違えるな」

6年前、沖縄に移住した際、
一番最初に、現地の同僚から貰ったアドバイスである。

私だけかと思いきや、移住者が割と指摘される
“沖縄あるある” 的なもの。

それぞれ、うちなーぐち(沖縄方言)で、

“ヒージャー” =ヤギ
“シージャー” =先輩、年上の方、兄、姉 

を、表わす。


沖縄入りした方々をお迎えする際、

「沖縄の人って、ヤギを食べるんでしょ?」

と、聞かれることがしばしばあるが、
誤解がないように先に言っておきたい。


○ 別に、毎晩、ヤギを食ってるわけではない。
○ 沖縄でも、ヤギ(料理)が苦手な方もいる。


代表的なヤギ料理は、
『ヤギ汁(ヒージャー汁)』
『ヤギ刺し(ヤギの刺身)』

『ヤギ汁(ヒージャー汁)』は、
結婚・入学・卒業・引っ越し・新築など、
沖縄で祝いごとがある際に食される、
おめでたい食べ物。

栄養価が高く、
スタミナ食・滋養食として効能があると言われ、
お店で食べると、一杯1,000円以上する高級品。

汁は、癖があるものが多いので、
“ヒージャー” 処女
“ヒージャー” 童貞
の皆さんには、まず『ヤギ刺し』から
トライすることをオススメしている。

汁に比べて、独特のニオイが少なく、
部位によっても異なるが、いわゆる、食感コリコリ系。
おろしニンニク・おろし生姜・醤油等につけて食べる。

お店によっては、『ヤギの “睾丸” 』
を出してくれるところもあるので、

ふ・で・お・ろ・し・が・と・も・ぐ・い
(筆おろしが、共喰い)

にならないよう、
“ヒージャー” 童貞の皆さんには、
お気を付けいただきたい。

なお、那覇市内の都心を離れると、
草むらや畑に、繋がれているヤギがいる。
その多くは、ペットとして飼ってるわけではない。
そういうことなのである。

 

沖縄の方は、目上の人をとても大切にする。

在学時代が被っていなくとも、
同じ学校の卒業生であれば、“シージャー” は、絶対。

(私立等の一貫性の学校が少ないせいか?)
大学繋がりより、
中学、または、高校の繋がりが強い。

「やー、何中ば?」
「○○中です」
「じゃ、○○知ってるね?あれ、俺の○○さ」

と、一気に距離が近くなり、
必ずと言っていいほど、
どこかで人と人とが繋がってくる。

仕事で揉めていても
同じ学校出身者だとわかると、
スムーズに事が進む、なんてことも。

“シージャー” が、絶対な分、
めちゃくちゃ可愛がってくれるのである。
(移住者としては、何とも羨ましい部分)。


他の地域より、同窓会も多い印象。
告知は、横断幕。

『○○中学校 第○期生 同窓会開催』

日時・場所・会費等の案内とあわせて、
幹事のケータイ番号が載った、
横断幕が道路沿いのフェンスに設置されている。

男女それぞれ幹事がいて、
女性は、カッコ付きで、旧姓を補足記載。

人通りの多い、というか、
その学校出身者が多く通るであろうルートに
設置されている(らしい)。

横断幕を見た同級生等が、
いついつにどこどこで、同窓会やるみたいよ~
と伝えていくケースが多いとか。

車社会の沖縄ならではである。

その珍しさのあまり、
パシャパシャと写真撮影をしている
観光客の方(絶賛「沖縄Magic」中)を、
たまにお見かけするが、
マスキングなしでのSNS拡散はご遠慮いただきたい。

 

沖縄への観光客は、リピーターが7割。

俺、沖縄知ってるぜベイベー” 臭
ムンムンの自称沖縄フリークの皆さん。

うちなーぐち(沖縄方言)を使うのは良いですが、
調子に乗るあまり、誤って、
『“シージャー” 汁』
と、注文しないように、ご注意いただきたい。


「同じ中学出身だったら、ぶっ飛ばしてる」
と、怒れらること間違いなしである。

 

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