なんやかんやで、沖縄。

2年の海外駐在を経て帰沖。沖縄生活8年目。ゆるりと日常を綴っていきます。

南ちゃんのこと。

「観光客、オキカに不満 本土のカード使えず 相互利用に課題」

こんなタイトルが、琉球新報からの “のぼりネット配信” で、
Yahoo!ニュースに流れていた。
(百田先輩←大学の先輩。ご安心ください。私、N紙しか読んでません)

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2014年10月に導入されたICカード「OKICA(オキカ)」は、
沖縄都市モノレールゆいレール)や本島バスでも利用できるようになり
県民にとって利便性が高まった。
一方、観光客からは「本土のICカードが使えない」などの不満の声が上が
っている。
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私は、今、その沖縄都市モノレールゆいレール)に揺られている。

 

沖縄県は、日本屈指の!?車社会。
一家に一台ではなく、ひとり一台の世界。

オフィスの場所もあってか、うちの社員の9割が車通勤。
100台以上の駐車場を会社負担で借りている(なんて太っ腹な良い会社)。


そのため、ゆいレールに一度も乗ったことがない
というメンバーも多い。


ゆいレールは、オキカ導入と同時に、QRコード型の切符に移行。


この “QRコード型切符” の使いづらさは、
ジャスティン・ガトリン(9秒80)も、ビックリの金メダル級である。


「あら?人ってこんなに、機械に嫌われることが可能なの?」


と、言うくらい、とにかく、反応が鈍い。

100メートルに例えると、
ウサイン・ボルトなら、とっくにゴールテープをきっているくらい
のスタットダッシュの遅さ。
(2大会連続3冠おめでとうございます)


先ほども、見事に挟んでいただいた。
(毎回、ご丁寧にありがとうございます)

 

切符の吸い込み口は、ない。

QRコードを、画面にタッチ。
このタッチする面が、うまく合わないとエラー表示。
自動改札を通れないという仕組みである。

 

よって、

『お願い、タッチタッチ、ここにタッチ~♪』by ©岩崎良美

あだち充先生への著作権料が発生するのではないか)
と、不安になるくらい、
ご機嫌斜めの改札様が、QRを読み込んでくれるまで、
ひたすら、無言で、“タッチ” をし続けるのである。
さすがの南ちゃんも腱鞘炎になりそうである。


「OKICA(オキカ)」は、今後、タクシーやフェリーのほか
商業店舗などへの導入を検討しているそう。


Suica」「PASMO」等との相互利用もしてほしいが、
まずは、華麗なスタートダッシュがきれるよう、
ウサイン・ボルト型切符” でも開発していただきたい。


ゆいレールを利用して、那覇空港から、国際通り首里城等、
(一度は誰しもが行きたがる)メジャー観光地を巡ろうと計画中の方、
くれぐれも挟まれないように、ご注意ください。


ちなみに、南ちゃん、1968年生まれ(の設定らしい)。
今年47歳。
改札に挟まれたばっかりに、余計なことを知ってしまった。

・・・ショック。

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