なんやかんやで、沖縄。

沖縄生活6年目。ゆるりと日常を綴っていきます。

三つ子のこと。

「おはようございます!」
「こんにちは!」

 
新卒採用や、業界が取り組むキャリア教育などで、
沖縄県内の各学校にお邪魔する機会が増えたが、
その際、子供たち・生徒の皆さんから、
驚くほど元気な声で挨拶をされる。
 
『知らないオジサンに話しかけちゃダメ』
の部類に、堂々とランクインしている私。
 
え??見ず知らずのオッサンに
そんな爽やかな笑顔で、挨拶をしてくれるのぉっ
 
と、まいど、感動して気絶しそうになる。
 
 
当たり前っちゃ当たり前なのだが、
普段、自分がなかなか出来ていないこと。
(無駄に歳だけとっている)大人として、
何だか、恥ずかしくなってしまう。
 
学校訪問時だけではなく、
ご近所の子供たちも、同様。
すこぶる元気な声がこちらに飛んでくる。
 
出生率が、日本No.1の沖縄県
地域で育てるという文化が残っているから?
この土地の風土がそういう子供たちを育むのか?
とても、不思議である。
 
 
多分、夢ではないと思っているのだが、
私は、2歳くらいからの記憶が断片的に残っている。
 
幼い頃から、親の仕事の関係者など
たくさんの知らない大人たちに囲まれていたので、
私は、全くと言って良いほど、人見知りをしない。
(いやいや多少はしましょうよ、と迷惑なくらい)

国内外、あちこちに連れて行かれた覚えもあるので、
知らない土地に行くことも、
知らない方にお逢いすることも全く抵抗がない。
それどころか、
どんな素敵な出逢いが待ち受けているんだろう?と、
異様にテンションが上がってしまう。
 
ただ、こんな透明、かつ、無邪気な笑顔で、
分け隔てなく、大人たちに挨拶を、
元気な声を、掛けていたのであろうか?
と、振り返ってみると、・・・・・・である。

所謂、赤ちゃん言葉や、子供扱いする話し方を
一切されていなかったこともあり、
(自我が芽生えるのも早かった気が)、
子供ながら、なんとなく、その空気感で
 
●大人たちがどんなことを話しているのか
●楽しい話なのか、そうでないのか
●それぞれの関係値、力関係
●あっ、今、マウンティングしてる
 
などを、感じ取っていて、
 
●どのタイミングで泣けば良いか
●どの人の前で転べば良いか
●誰に甘えたフリをすれば良いか
●とりあえず、このタイミングは、笑っとけ
 
を、すべて計算してやっていた気がしてならない。
実に嫌な子供だったのである。
(『三つ子の魂百まで』。あっ、今も)
 

「沖縄で生まれ育ったら、違う性格だったのかな」
「いや、多分、変わらないな」

沖縄新規赴任者の “ぬか床” 着工式を無事に終え、
漬物臭を漂わせながら、そんな自問自答をし、
明日の学校回りの準備に取り掛かっている。

淀んだ目元、パンパンにむくんだ醜い笑顔、
天龍源一郎ばりの滑舌と酒焼け声で、
「2bm△$♪vjg¥●%(おはようございます)」
と、絞り出す羽目にならないように・・・。

また、心の中で、叫んでしまいそうだ。
「そんなキラキラした目でこっち見ないで」と。

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