なんやかんやで、沖縄。

2年の海外駐在を経て帰沖。沖縄生活7年目。ゆるりと日常を綴っていきます。

風神雷神のこと。

空梅雨。

2010年に来沖して以来、
幸いにも、節水制限を食らったことはないが、
このままでいくと、そうなってもおかしくない
というくらい。連日晴天が続く、沖縄。

4月末の開業から1カ月。
“新たな船出” という意味を持つ
帆船エチケットをまとった
小洒落た開業祝いまでいただきつつ、
毎日それなりに忙しくしている。

会社ロゴ、材質、型押しの仕方等、
デザイナーと、あーだこーだと言いながら
制作を進めていた名刺もようやく刷り終わり、
夏に向けて、イッチョやったるかモード。

ポツポツと海外からの引き合いも入り始め、
先日は弾丸で台北、来月は、古巣の越南を含め、
東南アジア3か国を行脚予定だ。

(我が愛しのバインミーちゃん、待っててね)。


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『年齢と共に丸くなる』
とは、よく言ったもので、カラダが・・・ではなく、
20代や30代前半のように、
怒り狂うことが少なくなった(気がする)今日この頃。

20代を過ごした東京時代は、
「うぉ、貴様ら勝手なことばっかり言ってんじゃねぇ」
の連続。

発狂しそうになる、5秒前くらいに、
南国、主に、グアム・サイパンへ向けて、
多い年は、月1回のペースで逃亡していた。

当時は、金曜日の22時前後に
成田空港から複数の直行便が飛んでいて、
定時ダッシュで、成田空港へ。
ラウンジで着替えて、手ぶらで、3時間強ひとっとび、
なんてことをやっていた。
今やなき、ノースウエスト航空
コンチネンタル航空が懐かしい。

ダイビング器材は、
グアム・サイパンにそれぞれ置きっぱなし。
土曜日の早朝に現地到着。
仮眠をとって、朝からワンダイブ。
ランチを挟んで、もうワンダイブ。

現地イントラ仲間と、夜の大宴会で盛り上がり、
日曜日は、早朝ダイブ。
午後からは、のんびりとサンデーブランチをとって、
日曜日の深夜便で現地発。
月曜の朝6時前後に、成田着。
空港でシャワー&着替えて、そのまま出勤!
なんて生活。うん、元気だった。

その成田~サイパンを結ぶ、デルタ航空の直行便も
去る5月6日で運休となったそうで、寂しいものである。

 

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そんなペースで、グアム・サイパンに飛んでいた頃、
人生初のオーバーブッキングを経験したことがあった。

当時、同じ広告会社に勤めていた、
同期1名、先輩1名、計3名での弾丸ダイビングツアー。
全員、働きアリ真っ只中の世代。
「休み?有給?」そんな単語ありましたっけ?

楽しい時間は、あっという間。
順調に現地でのスケジュールをこなし、
「あぁー、戻ったらすぐにプレ作業だ」
「撮影で、また家帰れない」
などなど、互いに、ため息をつきながら、空港へ。

いざ、チェックインカウンターに入ると、
「オーバーブッキングだから、今日は乗れない」
「100$のバウチャーあげる、明日の便に振り替えて」
と、当たり前のようにグランドスタッフから告げられ

私「は?」
同期「え?」

同期1名とほぼ同時。
2人の導火線に火が付き、

私「絶対にこの便に乗らないといけない」
同期「仕事や仕事。戻ってすぐ仕事や、困る」

それでも、話を聞かず、
他の乗客を案内しようとするグランドスタッフに

「コックピットでも良いから乗せて」
「立ち席で良いから乗せて」
「CAの席で良いから乗せて」
「100$バウチャーで済まそうなんてありえない」
「明日の仕事、アカウント10億円。補償できる?」
「10年間乗り放題のチケット出してくれた考える」

などなど、ゴネにゴネにゴネにゴネて
結果、無事、予定通り帰国し、出勤。

グランドスタッフを挟んで、右側に私。左側に同期。
その様子を一通り見ていた先輩が帰国後に、一言。

「君たち、風神と雷神か」

風神「貴様、誰のおかげで帰って来れたと思ってんだ」
雷神「おまえ、何もしてへんやんけ、黙っとけ」

と、また点火する、ほど
まだまだホットな時代であった。


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開業・独立してからというもの、
マイペースで、選んで案件をこなしていることもあり、
「あの頃は、青かったなー」
「もしやこのまま『仏~ホトケ~』になってしまうのでは?」
なんて、感慨深く、昔を振り返っていた。

が、ご安心あれ、そうは問屋が卸さなかった。


風神再来。

現在、私が、サポートしている某企業。
この業界では、県内有数の会社ということもあり、
まぁ、来るわ来るわ、日々、クソ営業の山。
それをさばくだけで、不毛な時間を費やしてしまう。

私は、いわゆる、
企業が運営しているグルメサイト
と言われる類のものは、ほとんど見ない。
そこにいる、営業がものすごーーーく、嫌いだから。

全員と会ったことはないし、
ちゃんと想いをもってやっている方もいらっしゃる、
スーパー優秀な営業マンもいる、それはわかる。
でも、嫌い。はい、もう一度。ものすごく嫌い。

各市町村で、食品営業許可を受けた施設の情報が、
月ごとに集計され、WEBで公開されている。
彼らは、この食品営業許可施設情報、
新規営業許可施設一覧を見て、
オープン間もない、最も多忙な時期に
「まいどまいど、集客できまっせ、儲かりまっせ」
と、ハイエナのようにやってくる。

その手口は、こうだ。

店名・住所・営業時間等の基礎情報を
勝手に自社サイトに掲載。
それをフックに、アップセールスに。

クソ営業
「アップグレードしまへんか?」
「店舗のホームページ作る必要ありまへん」
「あんなことこんなこともできるようになりまっせ」

(・・・)


クソ営業
「基礎情報は無料掲載でっせ、サービスでっせ!」

(いやいや、待て待て)
(今、使っているその店舗と料理の写真は一体なに)

(その汚い写真、どっから拾ってきたの?)
(そもそも誰の許可を得て掲載してるの?)
(こんな写真掲載して、店のイメージ悪くなると思わないの?)
(個人ブログならまだしも、企業として相手先に何の確認もなしに、
 ゴミ写真を掲載し、それをフックに意気揚々と
 セールスに来るスタイルってなんなの)
(本気で集客の役にたとうと思ってるから、
 相手先のブランドや思いを傷つけるようなことはしないのだよ)
(こっちは、みんな、写真一枚一枚に、こだわって、
 毎日試行錯誤しているのに、よくそんなこと簡単にできるね)
(バカなの)


クソ営業
「のぼりもサービスでご用意しまっせ!」

(い・ら・な・い)
(こんな、だっせーのぼりなんか置いたら、
 店のイメージと世界観が崩れるだろうが)
(バカなの)


クソ営業
「店舗売上げ・企業利益アップに寄与しまっせ」
「うちだけの限定価格、ちょいと下げてくれまへんか」
「うちだけのクーポン付けてくれまへんか」

(言ってること矛盾してるんだけども)
(商品の価値をどう上げて、
 ユーザに見せるのかを考えるのが、君たちの仕事なのだよ)
(値下げさせて、さらに利益圧迫してどうするの)
(バカなの)


(こんなことを易々と行う企業は信用できない)
(滅びてしまえ)


と、声には出さず、笑顔でお断り。

うん、ちょっとは、年齢と共に丸くなったのかな。

 

もうひとつ。雷神になった
“POS事変(バカなの)” があるのだが、これまた別の機会に。

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