なんやかんやで、沖縄。

沖縄生活6年目。ゆるりと日常を綴っていきます。

愛車のこと。

さようなら。

京都・東京・沖縄と
長い時間を共にしてきた愛車。

老朽化に伴い、
19歳から十数年間お世話になった、
スズキ・グラストラッカーと、
今日でお別れとなった。

物持ちは良い方で、
東京から沖縄へ連れてきた後も、
定期的にメンテナンスを入れながら、
跨り続けてきた。

バイクショップのスタッフの方からも、
「え?そんなに長い間、乗ってるんですか?」
と、驚かれるほど。

沖縄に来て6年。
自宅が、海に近いこともあり、
塩害による、“サビ化” が進行した。

(さすがに、これ以上は無理かな)

腹を括り、引き取りを依頼。
20代の若い担当者がやってきた。

査定の結果は、
『廃車代金が幾らか発生する』というもの。

(この状態だったら、仕方ないか)
ある程度、予想をしていた結果に納得しつつ、
引き渡し手続きに入った。


「どのくらい乗られてましたか?」

彼の何気ない一言から、このグラストラッカーで、
京都・東京・沖縄の3都市を走り続けてきたこと。
東京から持ってきて6年、
サビ化が進行しながらも、よく走ってくれたこと、
雨の日の沖縄の道路は、滑りやすく、
過去何度か転んでしまったことなど、
10代・20代・30代、
それぞれの時代の想い出エピソードを挟み、
あれやこれやと、話し込んでしまった。


この職について、5年目。
鹿児島県出身。
九州から沖縄へ転勤してきて2年だと言う。
那覇市に構える店舗に所属されているが、
南部だけではなく、沖縄県内、
中部・北部問わず、時には、
九州地方まで毎日駆け回っているそう。
明日も朝一から、北部・名護市まで遠征らしい。


「もう少しお時間いただいても、大丈夫ですか?」

すでに評価は終了、
本社への報告も終わっている中、再度、
グラストラッカーの細部を確認し始める彼。

そこから30分ほど掛けて、
全身サビまみれになりながら、
丁寧に、“再” 査定してくれた。
どこか少しでも再利用できる部分はないかと。

「想い出と共に、大切にお預かりします」

本社とも、掛け合っていただき、
結果、無償での引き取りに。
おそらく、使える部品は、ほぼなかったと思う。


各種契約書の確認、押印を終え、
あとは、トラックにバイクを積み込んで終わり。

帰り際に、ダメ押しの一言。

「もし、良かったらですが・・・」
「最後に(バイクと)一緒に写真撮られませんか?」

依頼電話の応対時から、
明るく、丁寧、そして、気遣いに溢れていた。
プロってこういうことだな。

雑な仕事はしちゃダメ。日々の自分に反省。

良い1日だった。
Yさん、ありがとうございました。

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