着工式のこと。
“ぬか床” の引き継ぎ。
沖縄駐在員あるある
として、恒例で行われている伝統儀式である。
東京などに帰任される際、
“ぬか床” を、後任者に引き継ぐ。
沖縄で食えないモノの一つとしてあげられる、漬物。
居酒屋メニュー定番の
●漬物の盛り合わせ
●キュウリの一本漬け
●ナスの浅漬け
などを、県内の飲食店で見かけることは稀である。
ぬか漬けを食べる習慣があまりないせいか、
スーパーの漬物コーナーの品揃えも薄い。
移住前は、南国という気候柄、
沖縄県=保存食が充実していると思っていたが、
実に意外であった。
結果、
「食いたきゃ自分で作るしかねぇ」
ということで、せっせと、
“ぬか床” をかき混ぜる日々を送ることになる。
都内では、漬物専門の居酒屋や、
漬物barなども出てきているようで、
京都人としては、羨ましい限り。
明日は、この10月から赴任したメンバーの
歓迎会、かつ、新 “ぬか床” 着工式。
歓迎の品(野菜)を買い出しに行かねば、
と、慌てて、スーパーへ走る日曜夜である。