なんやかんやで、沖縄。

2年の海外駐在を経て帰沖。沖縄生活8年目。ゆるりと日常を綴っていきます。

発作くんのこと②。

雨の渋谷。
18℃ と過ごしやすい。

無性に食いたくなる!
けど、
飛行機に乗らないと、あいつらに会えない!

名付けて、“発作くん

西の『餃子の王将』様
東の『セブン-イレブン』様

二大  “発作くん” に続き、
私の発作スイッチを押すもの。

それは、
『日本蕎麦』先生
江戸前天婦羅』師匠
『うなぎ』先輩

いずれも、
沖縄で全くお目に掛かれないわけではないが、
10,000人あたりの飲食店数・日本No.1
の街にしては、圧倒的にその数は少ない、と思う。


旧盆、旧正月文化が色濃い沖縄でも、
年越しそばは食べる。

移住して6年。
沖縄で年を越したのは初年度の一回のみだが、
会社メンバーと大晦日を飲み明かし、
その足で初詣にも伺った。

気温的にはそれほどではなかったが、
北風が強く、意外に寒かったことを記憶している。
当時は「こんなの南国じゃない。さむっ!」
と、勝手に裏切られた気分になったもの。
沖縄も冬は寒いのである。

沖縄の年越しそばは、日本蕎麦ではなく、
沖縄そば』が、まだまだ主流。
家庭によっても異なるようだが、
(内地出身者 or 経験者がいる場合、日本蕎麦が多い)
スーパー等に並ぶのは『沖縄そば』が8割方。
ちなみに、『沖縄そば』と一口で言っても、
その種類は、多種多様。
オススメ教えてちゃん
リクエストの際は、お気を付けいただきたい。
(どんな『沖縄そば』が食いたいのかを明確に)


沖縄天ぷらは、いわゆる
“サクサク&カリッと” の江戸前天婦羅とは異なる。
どっしりと衣が分厚く、フリッター的なイメージ。
「イカ」「いも」「ゴーヤー」から、
「さかな」「やさい」という
ザックリメニューがラインナップされている。

一つ40円~70円くらい。
おやつ感覚で楽しめ、県内各所に、
うちなー天ぷら店が点在。
車で3秒で渡れる橋の向こう側、
南部エリア・奥武島(おうじま)には、
ガイドブックで紹介される天ぷら店があり、
たくさんの
るるぶ二スト(←るるぶ沖縄片手に観光する人)』
も訪れている。

フーチャンプルー、ソーミンチャンプルーと並んで、
沖縄三大発明だと思うのが、「スヌイ(もずく)の天ぷら」。
沖縄でお客様をお迎えする際、メニューにあれば、
ほぼ、てっぱんでお召し上がりいただいている。
ありゃ~美味い。

沖縄には、『天丼てんや』もない。
先日、那覇市内中心部にある
某日本蕎麦屋も閉店してしまった。残念。

夏も終わりに近づくと、カウンター席で、
大将の手捌きを拝みつつ、
揚げたてサクサクの季節の魚、そして、
日本酒を煽りたくなってくるのである。


沖縄には、『オオウナギ』が生息している。
天然物として、店頭で提供される姿は
未だに目撃したことはないが、
大きいものだと体長2メートル以上、
重さ20キロ以上にもなるそう。

次回、“発作くん” 襲来に備え、
オオウナギ」と対決できるよう
今からトレーニングを開始せねば!
と、固く誓う、晩夏の夜長である。
 
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