なんやかんやで、沖縄。

沖縄生活6年目。ゆるりと日常を綴っていきます。

ハガネの女のこと。

アラフォー女、ひとり旅。

 
来客ラッシュが続く中、東京時代、
苦楽を共にした元同僚が、ぶらりと沖縄へやってきた。
 
当時、不夜城と化していた、千代田区某所。
業務終了後、深夜24時スタート。
不夜城近場の古びた中華屋で、
餃子をつまみながら、一杯引っ掛け合うのが定番コース。
あーだ、こーだと仕事論を語り合い、
「もう27時だ帰らねば」とタクシーに飛び乗る、
そんな激しい時代を乗り越えた “鋼の女” である。
 
ここ数年のパワースポットブームもあり、
沖縄でも『女ひとり旅』が増えている。
 
アマミキヨの神が降り立ち、
国づくりがここから始まったとされる琉球神話の聖地、久高島。
子宝に恵まれる霊石のある、浜比嘉島
首里城斎場御嶽など、風水ガイド本を片手に、スポット巡回。
 
明日からバリバリ働く英気を養い、東京へ戻っていく。
 
「東京は大変さ」
いつかの帰り道。そんな彼女たちを見て、
ハンドルを握りながら、“ヒデジィ” が、しみじみと語っていた。
 
 
アラフォー女、ひとり旅。
今回、そんな彼女たちの観光コースを、少しご紹介したい。
 
●離島でダイビング。
アラフォー女、ひとり旅。宿は民宿。
12畳はあろうかと言う広々とした和室をひとりで利用。
ただし、3畳ほどのコンパクトスペースで過ごす。
都内から来たイケイケの若者たちに現地で声を掛けられ、
「ほら、見てみ。私、まだまだイケる」
と意気揚々で、バーベキューに参加するものの、
彼らの勢いに自分が “酸化” し、途中、離脱。
夜は、ひとり、星を眺めて過ごす。
 
美ら海水族館で、独り言。
アラフォー女、ひとり旅。レンタカーは不必要。
那覇市内から高速バスで、2時間揺られて、沖縄本島北部まで。
大水槽『黒潮の海』を見上げ、なりふり構わず、独り言。
「デカッ!」「すごっ!」
手ブレを気にし、写真ではなく、動画撮影。
ラストは、オキちゃん劇場『イルカショー』で涙する。
 
●夜は、沖縄ハシゴ酒。
アラフォー女、ひとり旅。
海ぶどうが食いたい」「三線が聴きたい」
という不毛な縛りは入らない。
考え方は、いたって、シンプル。
『美味いもんが食えれば良い。美味い酒が飲めれば良い』
オーダーは、一品目から、白子の天婦羅。
シーザーサラダ、バーニャカウダ等、
“取り敢えず女子は一品目これをいっとけ” 的な頼み方は一切しない。
さすが、無駄がない。泡盛を片手で煽り始め、塩辛冷や奴へと続く。
カウンターに陣取り、マスターの小粋な沖縄話に、
両手叩いて大笑いで、夜が更ける。
 
●ビーチでのんびりシュノーケル。
アラフォー女、ひとり旅。レンタサイクルを現地調達。
ひとり、ビールを引っさげ、シュノーケル。
地元のオジィから、親切に声を掛けられるものの、
「あっ、大丈夫です。私、自分で出来ますんで」
と、ピシャリとシャットアウト。
ビーチの写真を撮って、同僚に送ってみる。
が、フリック入力が出来ず、
1時間ほど掛かってしまい、すっかり引き潮に。
 
国際通りは、サックリと。
アラフォー女、ひとり旅。土産物には興味がない。
目的は、識名酒造の定番銘柄『時雨25度』調達のみ。5分で終了。
 
 
久々に会った元同僚は、
昭和60年代カラオケ映像(歌詞の後ろで流れてるやつ)
の出演者のような格好で、颯爽と登場。
 
出逢いは スローモーション ♪
軽いめまい 誘うほどに ♪
出逢いは スローモーション ♪
瞳の中 映るひと ♪
 
思わず、中森明菜のメロディーが流れ出した。
 
鋼の女、たくましく生きよ。
 
※この作品は、ノンフィクションです。綿密な取材に基づいています。
 
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