なんやかんやで、沖縄。

2年の海外駐在を経て帰沖。沖縄生活8年目。ゆるりと日常を綴っていきます。

沖縄らしさのこと。

How much is this ?


沖縄県のスーパー、ファストフード店等では、USドルが使える。

これも時代(円高)の波か!?
以前よりは、確実に減少しているものの、
基地が集中する中部エリアでは、まだまだ使えるお店が存在する。

移住当初は手元にUSドルが大量に残っていたこともあり、
私もちょこちょこ、ドルで買い物をしていた。
(ちなみに、お釣りは日本円)。


法務省登録外国人統計(2011年)によると、
人口10万人あたりアメリカ人数が最も多いのは沖縄県らしい。
以下、東京都、神奈川県、京都府兵庫県と続く。

法務省の外国人統計には、
米軍やその家族の人数はカウントされていないため、
これらも含めるとさらに数が多くなるとのこと。

那覇はそれほどでもないが、北谷~沖縄市あたりに行くと、
六本木・広尾界隈に負けないくらい、外国人の方と遭遇し、
何だか日本を飛び出した気分になる。


沖縄県内で働く外国人労働者数も増加しているそうで、
2014年10月末時点で、前年比598人増の3,388人。
外国人を雇う県内事業所数は同122カ所増の899カ所で、
いずれも過去最多を更新した模様(沖縄労働局発表)。

国籍別では、中国が最多の660人で全体の約2割に上り、
ネパール561人、フィリピン547人の順に多く、
他アジアは、韓国174人、ベトナム164人。
南米はペルー62人、ブラジル32人、と続くらしい。


「留学でアルバイトをしながら学ぶ例が多い」
「人手不足も影響しているだろう」

と、沖縄労働局職業対策課長のコメントが添えてあったが、
確かに、ネパールの方が増えている、という実感がある。


都内同様、コンビニのスタッフもそうだが、
先日、オジーとオバーが営む、
いわゆる “古き良き・ディープな沖縄そば屋” に、
東京から来た友人を案内した際、
ネパール出身の学生さんが出てきて、腰を抜かしそうになった。

しかも私より、ウチナーグチ(沖縄方言)が達者と言うオマケつきで、
思わず “先生” と呼んでしまいそうに・・・。

 

観光で来られる方が思い描く『沖縄らしさ』を体現できる場所を探すのが、
ますます大変になるな~、と思いながら、
「各分野の人手不足が深刻化」と言う響きに朝から遠い目をしている。

うちも他人事ではないのである。

 

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