なんやかんやで、沖縄。

2年の海外駐在を経て帰沖。沖縄生活8年目。ゆるりと日常を綴っていきます。

地方拠点のこと。

“横のつながりを大切にする”

 
東京、大阪等から沖縄へ進出する企業は、
業種業界を問わず、まだまだ増加中。
 
都内にいる時は、あまり意識することはなかったが、
沖縄に来て感じることのひとつに
「沖縄は、同業同士の仲が(割と)良いこと」があげられる。
 
人材のこと、制度のこと、法改正に伴う対応のこと等、
会社名は違えど、抱えている悩みは同じで、
一種のコミュニティーのようなものが存在。
 
何社かが集まり、協議会・組合等を発足し、
沖縄県内で、自分たちの業界をどうやって盛り上げていこうか、
という議論から、地域貢献に至るまで、
様々な話し合い・情報交換を行っている。
 
うちの業界の場合、沖縄県内にクライアントを抱えている企業は少なく、
“内地(沖縄県外)” にお客さんを持つところが大多数。それでも、
『この場所に、オフィスを構えさせていただいている以上は』
という思いで、各企業が様々な活動に参加している。
 
いわゆる、地域貢献的なイベントは週末になるケースがほとんど。
にも関わらず、皆さん、一人何役もこなしながら、
ほんとに、休み返上で働いている。
 
沖縄で組織を抱える上で、非常に大切なことなのだが、
これが、なかなか理解されない。
(おぉ〜い、江戸の皆さん、聞いてますか〜?)。
 
オフサイトでの飲み会、
企業間同士のスポーツ大会等も盛んなので、
これらを含めた、“地方拠点あるある (主に苦労話)” が、
いつも酒の席でのネタとなる。
 
先日のエントリでも書いたよう、広いようで狭いのが、沖縄。
良い噂も、悪い噂もすぐに拡がってしまう。
そのことを痛いほどわかっているので、
皆さん、この手のことにも真剣なのである(もちろん、私も必死)。
 
3年〜4年を契機に、東京を始めとした主要拠点へ帰任、
または、新規立ち上げ等で新天地へ、という流れがデフォルト。
ここのところは、off to 東南アジアの方が多い。
 
寂しいではあるが、沖縄で苦楽を共にした!?
皆さんが、日本全国、はたまた世界中へ拡がれば、
それはそれで、また面白くなりそうだな、
と思いつつ、大慌てで、壮行会に向かっている。
いま、会いにゆきます by ©市川拓司)。
 
“横のつながりを大切にする” 
うん、悪くない。
Tさん、Good luck!
 

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